読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
内気な中学二年生・千鶴は、母親の言いつけで四谷のカルチャーセンターの講座を受けることに。彼女はその料理教室で、同い年だが性格も学校も違う桃・真紀・公子と出会う。ところが、教室内で盗難が発生。顛末に納得がいかなかった四人は、真相を推理することに。多感な少女たちが、カルチャーセンターで遭遇する様々な事件の謎に挑む! 気鋭の著者が贈る校外活動青春ミステリ。(裏表紙より)
性格も立場もまったく違う女子中学生たちが四人集まって、カルチャースクールで起こる謎を解く日常ミステリ。
キャラクター性が強い日常の謎ものは大好きなのでもっと読みたかったです。お嬢様で引っ込み思案な千鶴、先は読めるけれど子どもっぽい桃、ちゃっかりものの真紀、頭脳明晰な公子という四人なので、もっとがつがつ謎解きしていいのよ。
四人がそれぞれにコンプレックスを持っていて、それを仲間たちに見て羨ましく思ったり嫉妬したりっていうのがよかったなあ。お話も登場人物の気持ちもぐるっと回って一周する短編集っていいな。
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