読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
弓の名手であるロビン・ロングストライドは十字軍の遠征に参加していた。リチャード1世が戦死し、帰途に着いたロビンは、王冠を託されてイングランドに戻ろうとしていたロバート卿が闇討ちされ、事切れる現場に遭遇する。彼の遺言を聞き届ける形で、ノッティンガム領主に剣を届けたロビンは、かの領主からロバートの身代わりになってくれと頼まれ……。
義賊としてのロビンフッドを想像していたんですが、これはそれよりも少し過去のお話。剣士くずれのロビンが、領主の息子の身代わりとなって決起し、王国の暗部や戦争に関わるお話。高貴な人間の身代わりとなった、身分の低い人間の血に由来しない強いカリスマ性を描いた作品で、歴史ロマンという印象でした。
こうしてロビンフッドが誕生したんだという話なんですが、この時代(12世紀でいいのかな)の風景として見るのがとても楽しかった。また音楽がよくってなあ。
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