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読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
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今年読了した本は368冊。漫画164冊。小説158冊。その他23冊。エッセイ11冊。画集11冊。雑誌1冊。
私生活がばたばたした関係で何も読めなかった時期が長かったので、毎年の目標500冊読むは達成できませんでした。
毎年漫画の割合が大きいんですが、今年は活字も同じくらい読んでいたようです。インタビュー、対談本をよく読んでいたような……。それから、BL、TL、ハーレクインを何の抵抗もなく読めるようになっていました。成長……。

さて、今年読んで面白かった本(※今年新刊に限らず)

嬉野君「金星特急」(全七巻+外伝一巻)
金星特急 (1) (ウィングス文庫)
最後まで素晴らしい冒険と恋の物語でした。冒険が終わっていくところがすごかった。いっぱい笑っていっぱい泣きました。

高田大介「図書館の魔女」(上下巻)
図書館の魔女(上)図書館の魔女(下)
政治もの、言語学ものと密度の濃い、そして分厚く読み応えのある上下巻。密な文章が密な世界観をつくりあげているので、読めば読むほど深い、と思いました。

荻原規子「RDG レッドデータガール」(全六巻)
RDGレッドデータガール  はじめてのお使い (角川文庫)
アニメも視聴。アニメの、第五巻のあのシーンは、原作でもやっぱりすごかった……。第六巻の結末も、とてもよかった。文庫本は角川文庫かスニーカー文庫、どっちで集めようかな!

ヤマシタトモコ「BUTTER!!」(全六巻)
BUTTER!!!(1) (アフタヌーンKC)
一気読みしたら、にやにやとズキズキで止まらなくなりました。イタイ高校生、すごく、いいです……。でもそういうところを俯瞰して読むのが楽しいのだ。学生生活ばんざい。

桜小路かのこ「BLACK BIRD」(全十八巻)
BLACK BIRD 1 (Betsucomiフラワーコミックス)
友人におすすめされて読み始めた、現代ファンタジー、妖と人間の異種婚姻譚。ついに完結した……。どういう結末かはらはらしたまま引っ張っていったのがすごいのと、伏線を回収した納得の結末だったので、すごく面白かったです。

ついでに面白かった映像作品を上げると「つぐない」と「言の葉の庭」をあげたいと思います。誰かに見てほしい! と思うのがこの二つ。
つぐない [DVD] 劇場アニメーション『言の葉の庭』 DVD
「言の葉の庭」は短いながらもぎゅっと詰まった美しい映像作品で、「つぐない」は最後まで見るとはあああああ……! と叫びたくなるすごい作品でした。「つぐない」を見てからずっと今年は一番これがよかったと言っていたくらい好きです。見てほしいです。オススメです。

2013年は、やっと蔵書点検をして自分がどれくらいの本を持っているか確認しました。
現在の積読は267冊です。昨年より、ちょっと減りました。来年も崩していこう。
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今年読了した本は538冊。漫画287冊。小説190冊。エッセイ26冊。画集5冊。その他29冊。雑誌1冊。
雑誌は普段は数えていないんですが、今回は特別な雑誌(青LaLa)を買ったので記録してありました。
昨年は学業関係の本(その他)が多かったのですが、今年は小説と漫画の割合が変わりました。でも、あんまり本は読んでいないような一年だったんだけどなあ。もっと本を読みたいです。
というわけで、今年はまった本まとめ。


湊ようこ『たとえ許されない恋だとしても』
たとえ許されない恋だとしても (コバルト文庫)
私/俺が愛したのは、敵方の……という恋愛ファンタジー。かわいいし、かっこいいし、切ないしで、もう大好きだー!


石和仙衣『ギデオンの恋人』
ギデオンの恋人 (講談社X文庫―ホワイトハート)
わけがわからないくらい琴線に触れまくって泣いてしまった。素朴で素直で、とても素敵な物語でした。


箱知子『ラプンツェルと5人の王子~恋するグリム童話~』
ラプンツェルと5人の王子~恋するグリム童話~ (ウィングス・コミックス)
童話のお姫様王子様をモチーフにした連作短編。みんなかわいい! ファンタジーでおとぎ話で恋のお話が好きなので、すごくお気に入り。


『星海社カレンダー小説2012(下)』
星海社カレンダー小説2012(下) (星海社FICTIONS)
HERO『青春離婚』
青春離婚 (星海社COMICS)
紅玉いづきさんの「青春離婚」にずきゅんときたー!


おがきちか『Landreall』既刊21巻~
Landreaall 21巻 (ZERO-SUMコミックス)
今年いちばんどはまりした漫画。主人公DXのキャラがすきすき。


2012年はかなり環境が変わって、果たして本が読めるのかなと思っていたんですが、意外に読めて嬉しい。
最後に、現在の積ん読は287冊です! 来年はこれを崩していくよー。
今年読了した本は541冊。漫画337冊。小説126冊。エッセイ21冊。その他57冊。内訳はこんな感じです。
目標にしていた500冊を読むことができました! やたー!!
ただそれが小説だけでないのがちょっと残念であります……。
最も多い読了月で73冊、少ないので32冊です。一ヶ月の平均を出すと45冊。
よく漫画本を借りたり家にあるものを再読したりしたので、かなり冊数が重なりました。友人にたくさん借りもしました。
今年私が読んで、好きだー!! と思った本をぺたぺた貼ります。進旧問わずです。

『レッド・アドミラル』シリーズ(栗原ちひろ)
レッド・アドミラル  宿命は絆を試す (角川ビーンズ文庫)
完結おめでとうございました!
遅れて読了した妹と「(いろんな意味で)おめでとう!!!!」と叫びながら床を転がった。
ロディアとランセに本当に会いにいきたくなりました。

『白竜の花嫁』(永野水貴)
白竜の花嫁 紅の忌み姫と天の覇者 (一迅社文庫アイリス)
まじ好みの世界観でした。巨大生物の戦闘もあって好き好き。
旦那の人にはどこに行けば会えますか?
2巻発売決定おめでとうございます。

『スカーレット・ウィザード』シリーズ(茅田砂胡)
スカーレット・ウィザード〈1〉 (C・NOVELSファンタジア)
夫婦マジチート。でもそれがいい。

大高忍さんの作品。
『すもももももも』
すもももももも~地上最強のヨメ~(1) (ヤングガンガンコミックス)
『マギ』
マギ 1 (少年サンデーコミックス)
どちらも面白かった!
そういえばすももは、妹の誕生日にプレゼントしたんだったな……。

『メテオ・メトセラ』(尾崎かおり)
メテオ・メトセラ (11) (ウィングス・コミックス)
全巻+同人誌を読みました。いっぱい泣いた。

『円舞曲は白いドレスで』(さいとうちほ)
円舞曲(ワルツ)は白いドレスで (1) (小学館文庫)円舞曲(ワルツ)は白いドレスで (2) (小学館文庫)円舞曲(ワルツ)は白いドレスで (3) (小学館文庫)円舞曲(ワルツ)は白いドレスで (4) (小学館文庫)
大河少女漫画! 結末が好き。読むならぜひ文庫版で。

『ポーの一族』(萩尾望都)
ポーの一族 (1) (小学館文庫)ポーの一族 (2) (小学館文庫)ポーの一族 (3) (小学館文庫)
好き。

今年は、初めてBLに挑戦したり、ハーレクインに挑戦したり、あまり数は読めてませんが、色々新しいジャンルを読みました。来年はTLに挑戦したいです。
資料本になりそうな趣味の本も読むようになったので、もっともっと読んでいきたいと思っています。

それでは、本年もお世話になりました。
よいお年をお迎えください。
なんだか最近感想を書いている本のジャンルが混沌としてきた気がしますが気のせいじゃないかもしれないです。最近、ハーレクインやBLの本の感想を書いていて、もしかしたらびっくりされている方もいらっしゃるんじゃなかろうか、と思うのでフォローしておきます。
読んでいるのは純粋な興味からだ!
面白い本を求めてふらふらっと読んでいます。どちらも突然「読みたいな!」と思ったので、目についた本を買ってみたり、友人に借りたりしています。

ハーレクインはあらすじで選んでいます。それから、人様からオススメしていただいた作家さんや作品から関連して。MIRA文庫をよく読んでいるのは、あらすじが好みだからです。それでもロマンティックサスペンスには敢えて手を出していません。というのは、警察ものにちょっと苦手意識があるからです。自分でもその理由が分からないんですけれども。
読む際に、ヒロインの職業に目を付けているところがあります。今のところ、元プリンセスの怪盗、司書、小説家、セレブ、女剣士に遭遇。もっと発掘してみたいです。

BLは、「何らかの職業(特殊・面白ければ尚よし)に就いている」「強引系が出てくる」というお題で貸してもらっています。好みなのがあったら買おう! という。感想がそんな感じなのはこのお題のせいです。最近の少女小説にはなかなか見ない気がする「職業」がちょっと面白いなあと思っていて、定番があるのでしょうが、バリスタだったりショコラティエだったり、結婚相談所の社員だったり、理事長だったり、宝石商だったり、色々あるなあ! と興味深いです。
あと経済的に裕福だったり、セレブなのは定番なのかな? 王子様の派生なんでしょうか。
普通の小説と違って、行為ありきなのは、やっぱりちょっと残念なところだな、と思います。そういうものとして面白く読めるんですけれども! でも読んでいてやっぱり、私はあんまり男性同士の恋愛には興味がないみたいだなーと感じました。

そんな最近の話。
夏です。
読書感想文の季節です。
私自身がまだ学生だということは置いておいて、中高校生、もしくは大学生の内に読んでおきたいという本をあげてみようというエントリです。
私自身が、少女小説、ミステリ、児童文学を全体的にちょっとかじった程度なので偏りがありますが、どなたかのよき読書生活の足しになれればと思います。
10枠のうち、3枠ほど趣味に走っていますが、それも愛嬌ということで。

今回は、[きっと定番編]ということで、大体の方が目にしたり名前を聞いたりしたことがあるであろう10冊をお届けします。意外性はきっとないと思いますが、学生のうちに読んでいたらまた違ったものの見方が出来るかもしれない、と思って大切にしている本たちを選びました。
大体文庫になっているので、お手に取りやすいかと思います。

梨木香歩『西の魔女が死んだ』
西の魔女が死んだ (新潮文庫)
中学生のまいは突然学校に行けなくなり、だいすきなおばあちゃんの元でしばらく暮らすことになった。おばあちゃんは、西の魔女。おばあちゃんから魔女修行を受けることになったまいは、何でも自分で決めるが大事だと聞かされる。

小学生、中学生のときに読みたいなと思います。もう一度、初めて読んだときのあのあふれる気持ちを味わいたいと思う本です。
「学校に行けなくなった」モノを避ける方もいるかと思いますが、どちらかというと、祖母と孫の日々や、子どもらしい繊細な心、心の成長の積み重ねを見るような作品だと思います。
生死を扱う作品でもあるので、悩み多き年頃に出会えれば、何かが見えるかもしれません。


森絵都『カラフル』
カラフル (文春文庫)
「おめでとうございます! 抽選に当たりました!」死んだはずのぼくは、輪廻に戻るチャンスとして、下界の人間の身体にホームステイし、生前の罪を思い出すことに。しかしそのホームステイ先は、小林真という冴えない少年。家庭は崩壊の危機。学校生活は最低。けれど――。

中学生のときに読みたい本。学校と家庭での関係を描いた作品です。ラストの衝撃がたまりません。
決して単純ではない、どちらかというと欠点ばかり見える登場人物たちですが、それをぼくがどう受け止めていくかという追体験が染みます。
一方でリアルに感じられすぎて、潔癖な人にはちょっと遠ざけられてしまいそうな本である気もします。


湯本香樹実『夏の庭』
夏の庭―The Friends (新潮文庫)
人間が死ぬところを見たい、と小学六年生の男子三人組は、夏休み、ある一人暮らしの老人の家を観察する。やがて老人と少年たちの交流が生まれ、季節はゆっくりと秋へ向かい、少年たちは少しずつ大人になる。

小学校高学年に読みたい本。子どもの心の影を描く湯本作品で、一番、爽やかさが感じられるかなと思います。
老人と交流を持つ理由が不謹慎でどきどきするお話ですが、夏という濃い季節、生死を目の当たりにするというところで、ぜひとも三人組と同じ小学六年生くらいに読みたいと思いました。


芥川龍之介『地獄変』
地獄変 (集英社文庫)
「大川の水」「羅生門」「鼻」「芋粥」「地獄変」「蜘蛛の糸」「奉教人の死」「蜜柑」「舞踏会」「秋」「藪の中」「トロッコ」収録。
芥川が一番読みやすくて好きだなあという私感で、文豪作品をひとつ。
もし私が読書感想文を書くなら、「地獄変」「奉教人の死」「薮の中」で書きたいと思います。「地獄変」はその凄まじさに。「奉教人の死」はその視点に。「薮の中」はミステリーとしても面白いので、考察を交えて書くと面白いかもしれません。


竹山道雄『ビルマの竪琴』
ビルマの竪琴 (新潮文庫)
一九四五年終戦。ビルマにいた日本の隊に、水島という上等兵がいた。彼は降伏しない同胞の説得へ向かうが、彼は戻ってはこなかった。しかし引き上げる兵隊たちの前に、水島そっくりのビルマ僧が現れる。彼は水島か、水島ならば何故帰ってこないのか。

戦争を描いた作品です。戦争の悲惨さと悲しみを、優しい筆致で書いていると思って、もっと早くに読んでおきたいと思う作品でした。読まないと分からない悲しみと切なさだと思います。
日本兵たちが水島を思う気持ち。水島が考えること。一方で戦争の悲しさ。読み終わった後に考えることが山ほどあります。


ミヒャエル・エンデ 大島かおり訳『モモ』
モモ (岩波少年文庫(127))
不思議な少女モモは、ある町の円形劇場に住み着いた。彼女は町の住人たちと親しくなっていった。しかしある時、時間どろぼうたちが現れ、時間が盗まれていってしまう。

大人でも読みたい児童文学からひとつ。時間を扱った作品です。エンデの作品では、石畳の町が描かれることが多い気がして、とても外の国という感じがして素敵です。
描かれるのは、時間に追われるということ。時間を節約するということ。その上で、生きること死ぬこととは何か。ではないかな、と思います。
作品の重要人物となるマイスター・ホラと時間を見る場面は、最も美しいシーンだと思います。


サン=テグジュペリ 河野万里子 訳『星の王子さま』
星の王子さま (新潮文庫)
サハラ砂漠に飛行機で不時着した「僕」。彼が出会ったのは不思議な男の子。その小さな王子さまはよその星から来たのだという。砂漠で出会った王子さまは、「大切なことは目では見えない」と話す……。

有名すぎるからこそ読みにくいということがあると思うのですが、ぜひとも子どものうちに読む機会があればと思って選びました。王子さまの旅は寓話めいていて、そのシンプルなほど素直なメッセージを受け取れるかどうか、がこの物語の肝であると思うのです。
王子さまと薔薇のシーンは有名かと思いますが、王子さまが「帰っていく」ところが私はとても好きです。苦しいくらいに愛に溢れている。薔薇と出会った王子さまが、「僕」に語って聞かせたことが、きらきらと輝いてここに集結してくる、と思います。


ルイス・サッカー 幸田敦子=訳『穴 HOLES』
穴  HOLES (講談社文庫)
スタンリー・イェルナッツは無実の罪で矯正キャンプに放り込まれた。そこでのプログラムは、不毛にも思える大地にひたすら穴を掘り続けること。実は、それには彼自身も知らなかった大いなる秘密があった。

「それもこれも、あんぽんたんのへっぽこりんの豚泥棒のひいひいじいさんのせいだ!」というフレーズが繰り返し現れます。ひいひいじいさんのせいで、イェルナッツ家は「呪い」を受けているのです。その言葉の意味が分かったときを始め、物語の結末に向けて、お話の要素のすべてが主人公スタンリーの元に集まってきたとき、思わず歓声を上げてしまいます。そのくらい、大どんでん返しがすごい本なのです。呪いが解ける瞬間は圧巻。読者がそれに気付いた瞬間、どっと感動が押し寄せてくる、それくらいすごいお話だと思います。


ベルンハルト・シュリンク 松永美穂 訳『朗読者』
朗読者 (新潮文庫)
15歳の少年である「ぼく」は、母親くらい年上の女性と出会う。彼女、ハンナはぼくに本の朗読をせがむ。ハンナに対して愛情を抱くようになったぼく。そしてハンナも……。そう思っていたが、彼女はぼくの前から姿を消した。

少年と女性の恋の話、と言い切るには、その背景にある社会的事情、歴史などままならぬことが多く、情熱を秘めているように見えて淡々と静かな物語だと思います。最後まで読むと辛い気持ちになりますが、語り手の「ぼく」の心情を追っていくと、その律儀で真摯な、ひたむきな思いとともに、前述した「ままならぬこと」の悲惨さが浮かび上がってくる……という仕様ではないでしょうか。最後まで悲しく辛いお話であると感じています。


ヒルトン 菊池重三郎訳『チップス先生 さようなら』
チップス先生さようなら (新潮文庫)
チップスはブルックフィールド中学の教師を六十年以上勤め上げてきた。やがて学校の近くに部屋を借り、学生たちの訪れを迎える日々……。彼は回想する、教師生活、妻との思い出、戦争の頃、そして何より学生たちとの日々を。

一人のひとの人生を100ページほどで描いた物語。チップス先生の回想で、彼の思い出の話です。かなり短いですが、チップス先生の人生の愛おしきことよ、という気持ちになりました。こんな風に年を取っていきたい、何かひとつのことに打ち込んでいきたいとも思いました。
外国作品なので、注釈があっても読みづらいということがありますが、学生のうちにぜひ読みたい、という気分にさせられました。


以上10冊です。
実は昨年途中まで書いていた記事で、書いているうちに夏休みが終わってしまったのでお蔵入りしていたんですが、このたび思い出して書き上げてしまいました。かなり主観が入っておりますが、読書感想文に悩んだら、よろしければ参考にしてください。
学生のうちに、できれば、中学生高校生のうちに読んでみたかった、という本は、年を取るごとにたくさんでてきます。もちろん大人になってもまた違った読み方ができる本は山ほどありますが、誰かに勧められなければ手に取らない、という現状があるようなので、こんなところでひっそり活動してみます。
今年の読書のまとめ。
紹介記事じゃないのでさらっと、読んで面白かったなあと記憶に残っているものをぺたぺた貼ってみるだけです。

年始頃には課題でずっと絵本を読んでいました。
エリザベスは本の虫
大好きになってしまった、本好きのエリザベス・ブラウン。

友人にオススメされてはまった紫堂恭子さんの漫画を今年もよく読んでました。
癒しの葉 1 (ホーム社漫画文庫) (HMB S 4-7)
『癒しの葉』(文庫版全4巻)のユーリグが好きです。セレスの質問に答えるところは、思わず「この……!」と赤面した。
王国の鍵 (1) (あすかコミックスDX)
『王国の鍵』(全6巻)は成長譚としてもファンタジーとしても、王道で大好きだと思いました。

友人から借りた『妖狐×僕SS(いぬぼくシークレットサービス) 』(既刊3巻~)にきゅんとした。『BLACK BIRD』(既刊12巻~)にだだはまりした。
妖狐×僕SS(いぬぼくシークレットサービス) 1 (ガンガンコミックスJOKER)BLACK BIRD 1 (Betsucomiフラワーコミックス)

再読した『マリア ブランデンブルクの真珠』にのめり込んでしまい、色んな人におすすめしてうるさいと思われたに違いない。
マリア―ブランデンブルクの真珠 (講談社F文庫)

遅まきながら『悪魔のソネット』(全5巻)を読んで一気買いした。『レッド・アドミラル』(既刊3巻~)も大好きです。
悪魔のソネット    美形悪魔は契約しない!? (角川ビーンズ文庫)レッド・アドミラル  羅針盤は運命を示す (角川ビーンズ文庫)

よく漫画文庫を買って読んでました。萩尾望都を一番よく買いました。
ゴールデンライラック (小学館文庫)
この文庫収録の「マリーン」が好きなのだ。

こんな感じです。
今年もよく読みましたが、去年よりは少ないようです。一年で500冊の目標を掲げていたんですが、あと少し足りなかった。2011年も、500冊を目標に読みたいと思います。
それでは皆様、よいお年をお迎え下さい。
いつも記録ばかりなので、ちょっとだけ雑談でも。

夏が来ます。
読書感想文の季節です。
すっごく四苦八苦して結局あらすじ紹介+感想みたいなのを原稿用紙10枚分くらい書いた記憶があります。あらすじまで入れたのは、「この感想文を読んでも、あらすじがないとどういう話かどこがよかったか分かってもらえないよね?」と子供心に思っていたからです。
今でも、そんなに読書感想文について分かっているわけではありませんが、これで読書感想文を書いたよという本の紹介をちょろっとしたいと思います。

小さなおねえちゃんと大きないもうと (ポプラ社のなかよし童話 (26))
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小学校二年生くらいにこれで書きました。覚えているのは、妹が読書感想文で四苦八苦しているのを横目で見ながら、大きいおねえちゃんである私は「ふふん」とか思っていたからです。いやな姉だ。
お姉ちゃんの方がちっちゃくて、妹は身体が大きくてわがまま……という話なんですが、結局妹はかわいいという話でした。たしかに、妹はかわいい(と今ならちゃんと言える……)

金色のクジラ (ひくまの出版創作童話―つむじかぜシリーズ)
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ベネッセか新聞かの読書特集か何かで見て読んだような。
白血病と戦う家族の物語。本を読んで、悲しくてたまらない気持ちになった記憶があります。
骨髄という言葉や、腰に注射を射すということを知ったりしました。

カラフル (文春文庫)
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読みすぎてはっきり覚えていないんですが、たぶん感想文に書いたと思う。
死んだはず魂が、「抽選に当たった」ということで下界のある少年の身体に宿り、過ごす日々。私のイメージだと、爽やかさよりも、じっとりと暗い印象があって、そのもどかしさが、子ども時代なのだと思ったりも。
小学生中学生の頃に読むと衝撃がひとしおだと思うので、ぜひ子どもの頃に読みたい本。私は夏になるとこれが読みたくなります。
今夏アニメ映画が公開されます。

緑の森の神話 (心にのこる文学)
折原 みと
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折原みとさんを知るきっかけになった本。
とてもファンタジーで、ちょっとだけRPGっぽい。でも、少年らしいさわやかさに満ちた物語です。装丁が綺麗なんです。中身のデザインも。
主人公の少年が、呼び声に答えてファンタジーの世界へ。でもそれだけじゃない、とても訴えかけてくるものが多い作品です。

夏の庭―The Friends (新潮文庫)
湯本 香樹実
新潮社
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ひどく思い出深い本。小学校の同級生の男の子が、「読んでみろよ」と勧めてくれたのでした。これも夏が来ると読みたくなる。
少年三人が、死ぬところを見たい、と一人暮らしの老人のところに通い……という物語。動機が不謹慎すぎてどきどきしました。本当に、少年たちの夏、を多くの人が持つそのままのイメージで描いた、すごい作品だと思います。これを読むと泣いてしまう。

主に小学生の頃の記憶を掘り出して書いてみました。子どもの頃に読んだ本というのは、結構覚えているものですね。
今の大人は本を勧めてくれないかもしれないのが悲しいですが、ここでひっそり記事にしておきます。
それでは、ここまで読んでくださった方に、本とのよき出会いを!
遅まきながら。
2010年もよろしくお願いいたします。

全然本が読めてません。
こっちの記事をまとめるのを忘れていたわーということで、ざっとまとめ。

メディアマーカーによると、小説、漫画、絵本など合計して493冊読みました。
今年読んだものの話でも。

今年は頭から芦原妃名子『砂時計』を読んで、どきゅんとしていたようです。
山口美由紀ブームも巻き起こっていた模様。下半期になってから文庫を買いまくりました。

政略結婚ものブームが小野上明夜『死神姫の再婚』から始まって、森崎朝香さんの花嫁シリーズを買いあさり、雨川恵さんのアダルシャンシリーズを読み、小田菜摘さんのシリーズを読み。
瑞山いつきさんのマギの魔法使いシリーズにごろごろしました。
豊島ミホさんの『エバーグリーン』に泣きました。
ロバート・ネイサン『ジェニーの肖像』の美しさにぎゅん。

妙にツボったのは、斎藤けんさんの『花の名前』です。儚い美少女と彼女を引き取った闇を抱えた直木賞作家の生活。少女漫画なのでひたすらうつうつしているわけではないのですが、薄暗くて若干病んでいて、でもほの明るくて、きゅんきゅんしました。

個人的な大ニュースは、辻村深月さんのサイン会に参加して、ご本人にサインをいただき、お話をし、握手していただいたことです。一生の宝物!

そんな感じでした!
あまり更新しなかったり、したと思ったら流れが速かったりと、自由に書いていますが、こんなものでも参考にしてくださって面白い本に出会えたなら、嬉しいです。

それでは、皆様、良い年をお迎え下さい。
2008年読んだ本は161冊。多分(というのは感想文ファイルを検索にかけて出た数字だから)。今年の途中から一ヶ月まとめを書かないようになってしまっていたので、数えるのが面倒なことになってしまいました。このブログ、移行した記事が何故か月エントリーの数に反映されていないというおかしな自体になっていますが気にしない!
今年は何が面白かったかなーと考えたのですが、多分今年読んだというのを上げておきます。

新版 クラウド・コレクター (ちくま文庫)
クラフト・エヴィング商會「クラウド・コレクター[手帖版]」 →【感想

東京バンドワゴン (集英社文庫)
小路幸也「東京バンドワゴン」 →【感想

檸檬のころ (幻冬舎文庫)
豊島ミホ「檸檬のころ」 →【感想

オペラ・アウローラ―君が見る暁の火 (角川ビーンズ文庫)
栗原ちひろ「オペラ・アウローラ」 →【感想

wonder wonderful 上wonder wonderful 下
河上朔「wonder wonderful」 →【感想

クラフト・エヴィング読んだの今年だったかー。wwとオペラは妹もハマってくれた小説でした。改めてオススメだと仰っていた方々にお礼を申し上げます。オペラは妹と「ごろごろ小説だよね!」ということで意見の一致を見ました。先生から本をお借りしたり、オススメを読みまくったりの一年でした。
今年始めた(移動した)このブログは、基本を「好きだったところを書く」にしてあるのと、読書記録ということでつけています。純粋な感想を求めていらっしゃる方には優しくないかもしれませんが、「参考にしてますよ」と仰っていただけたのでこの方向で進めることにしました。週に一回程度の更新ですが、どうぞ2009年もよろしくお願いいたしますー。
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