読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々

一年ぶりにリュエルの実を採集することに成功したローゼマインは、神官長と共に薬作りに励む。これで健康な普通の女の子になれる!……はず。その喜びから、活動は今まで以上に精力的なものに。本を読める環境作りのために製紙業や口伝集めに力を入れるばかりか、神殿長としては収穫祭の直轄地を回る。おまけに初めての妹までできて――。
だが、冬支度の準備が着々と進む中、貴族の派閥争いが加速していく。彼等の陰謀は神殿内に混乱を招くばかりか、ローゼマインの未来をも大きく揺るがすことになる……。
驚愕の新展開へ! 心高まる第三部クライマックス! 第四部への2年間を描く短編集に、書き下ろしSS×2本、お馴染み椎名優描き下ろし「四コマ漫画」収録!(裏表紙より)
ほらあああああどうしようもない展開来たじゃーーーーーん!!!
そんなわけですごい結末を迎えた第三部。第四部も冒頭から大変だろうなあ。ローゼマイン、大丈夫か……。
短編集からが本番という感じで、マインが蒔いた種が芽吹くように、たくさんの人が自分の役割や仕事を果たそうとするところはいいなあと思いました。そしてみんな有能だなあ。
最後の最後、トゥーリが行儀作法の勉強の成果がちらっと出ているのがとてもじんわりしました。みんな頑張ってて胸が熱くなる。
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海辺の国に嫁いだレイリアは、病弱な夫のカイルと会えず、寂しい気持ちを抱えていた。しかし、夜ごと訪れる不思議な影がレイリアを慰めるようになる…。おやすみのキスで始まったやさしい愛撫は、やがてレイリアの柔らかい肌にしどけなく激しく絡みつくようになり…。この影は誰…? もしかして、愛しいあの人なの…!? 眩暈を起こすような熱く甘い快楽に溺れてしまいそう…。官能的なファンタジーロマンス・読みきりシリーズ第1弾!(Amazonより)
当時コバルト文庫でこの作品が出た衝撃を思い出す。
エロコメとファンタジーが合わさったメルヘンなTL小説。健気ながらも何かとえっちい襲われ方をしてしまうレイリアと、海の王として海で暮らす夫のカイルのお話。
いかにもな展開やら男性からのアプローチやらを受けるところがなんというかこう、面白い、というか、笑えてしまう、というか……べたべたなんですけれど軽い読み心地でTL小説らしい可愛らしさがありました。
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アニメや漫画や小説が大好きなごく普通の高校生、颯太はある日、放送中だったアニメ作品『精霊機想曲フォーゲルシュバリエ』の世界の中に入り込み、ヒロイン・セレジアと出会う。さらには現実世界にやってきた彼女と、攻撃を仕掛けていた軍服の姫君との戦いの巻き込まれる。それはこの世界の滅亡に関わる重大な出来事であり、あまた存在する創造主のあり方を問う物語でもあった。
本放送時も見ていたんですが、最後の二話だけアクシデントがあって見ることができなかったので今回全話通して見ました。
やっぱり松原さん好きだわ……。すごく共感します。適度に創作物との距離は取っているんだけど、それが誰かに傷つけられたりすると本気で怒れるし泣けるって、すごくいい。そして人間的にも結構できた人だと思うんだよなあ。
日本政府まで乗り出して大きなフェスにするっていう展開は、ぶっ飛んでてこれでよかったのかなと思ったりもするんですが、いやでも現実として爆発なり破壊行為なりが繰り返されていて政府が乗り出さないわけないしな……外国が出てこなかっただけマシか……? と思ったりなどして、リアルとリアリティの境目について考えました。
それでもやっぱり最後まで描き切ったのはすごい。創造主としての向き合い方についても考えさせられました。
アレンデールを守った女王エルサと妹アナ。何事もなく平和な日々が続く……と思っていたが、エルサの耳には何者かの呼び声と思しき歌声が聞こえるようになっていた。そんなある日王国に異変が。国を守るために姉妹は、亡き父母が語ってくれた北の森と精霊たちのことを思い出し、その謎を解くために旅立つ。
まだまだ公開中だと思うので続きから。
まだまだ公開中だと思うので続きから。
すみっコを好むキャラクターたちは、ある日お気に入りの喫茶店の地下で不思議な絵本を見つける。すると突然大きな壁に飲み込まれてしまい、気付けば絵本の中に! そこへ現れたのは迷子の子。お家と仲間を探すために、すみっコたちが冒険を繰り広げる。
すごく……癒されました……ほわほわした。
手でもぎゅもぎゅっとしたりなでなでしたい、キャラクターの質感がすごくよかった。
お話自体はツッコミなんて野暮だよ! という想定で進むんですが、シンプルながらも最後に深いネタを仕込んでくるところが実にうまいと思いました。すみっコたちというキャラクター性に隠されているけれど、これは結構残酷な現実だぞ……。
すごく……癒されました……ほわほわした。
手でもぎゅもぎゅっとしたりなでなでしたい、キャラクターの質感がすごくよかった。
お話自体はツッコミなんて野暮だよ! という想定で進むんですが、シンプルながらも最後に深いネタを仕込んでくるところが実にうまいと思いました。すみっコたちというキャラクター性に隠されているけれど、これは結構残酷な現実だぞ……。

几帳面でイケメンの弁護士・筧史朗と、明るくコミュニケーション能力の高い美容師・矢吹賢二。二人はゲイのカップルで、現在同居中。史朗の作る料理は、家計と身体のことを考えたメニューだ。食生活を主軸に置きながら、恋愛事情、家族・友人関係を描くドラマ。
原作は途中まで読みました。いい雰囲気のドラマで、ちゃんと真摯に作ろうとしている感じがあってよかったなあ。
細かすぎる史朗の性格と、ゆるふわっとした可愛らしい賢二、二人のやりとりと毎日のご飯のことを読むのが楽しいと思っていたんですが、家族や友人など人間関係に踏み込んであったのではらはらしながら読みました。二人ともちゃんとした大人だから、感情的になりすぎずコミュニケーションを取ろうとしているところとか、相手を気遣うところが見ていて心地よかった。リアリティがあるし身近だっていう感覚はこの作品にすごく大事だったと思う。特番も見よう。
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義理の兄弟と父を殺したダミアンは、二十年後、義父の会社を継いで金と権力を手にしていた。ついにはアメリカ大統領から英国大使に任命される彼には、ある目論見があった。それは近い将来生まれる、自らと対をなす救世主を殺すこと。そのために救世主が生まれるだろうイギリスに潜伏する必要があったのだ。一方、神父たちもメギドの短剣を手に、悪魔の企みを阻止しようと動き出していた。
ちゃんと話を終わらせたことにまず拍手をしたい。このままずるずるとうやむやにするのかと思っていた。
大人になったダミアンが女性と出会い、という展開は面白かったんですが、結局悪魔ってなんだったんだろうというのが消化不良でした。ただ人を殺せる能力があってそれを使っただけで悪魔なんだろうか。
「オーメン」をいまの感覚で描くとどうなるか気になるのでリメイク版も見てみたい。