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読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
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TVアニメ「あかねさす少女」Blu-ray BOX
鉱石ラヂオ研究会に所属する、明日架をはじめとした五人の女子高生たちは、ある日「御神木にラジオのチューナーを合わせると並行世界に行くことができる」という都市伝説を検証した。それは、並行世界にいる自分たちと、異なる世界フラグメント、そして黄昏と呼ばれる終末とクラッターと呼ばれる者たちとの出会いと別れと戦いの始まりで……。

都市伝説を扱ったホラーかと思いきや、並行世界で異なる自分や友人たちと出会ってどたばたするなどのSF百合アニメだった。
主人公が鍵になるように、違う世界でも重要な役割を果たしているっていう設定は、とてつもなくロマンだ。自分なんだけどまったく違う自分で、近しい気持ちを覚えて大事に思うってすごく主人公らしい性格づけだよなあ。コミカルなエピソードが多いけれども、シリアスなところはがっちりシリアスで、最後まで主人公らしさが描かれていたように思う。
キャラクターの性格づけが違うと声優さんの演技も変わるのがとてもよかった。
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問題児たちが異世界から来るそうですよ? DVD通常版 第1巻問題児たちが異世界から来るそうですよ? DVD限定版 第5巻
特殊能力を持つがゆえに現実に飽き飽きしていた、逆廻十六夜、久遠飛鳥、春日部耀の三人は、ある日届いた一通の手紙に目を通した瞬間、異世界である箱庭の世界へと召喚される。ギフトゲームと呼ばれるゲームによって、コミュニティを守り、あるいは拡大し、侵略するこの世界で、三人は自分たちを呼び出した黒ウサギに、彼らのコミュニティ・ノーネームを助けることを依頼され……。

原作は未読。全員異なる世界や時代に生まれ育った若者たち、召喚された先は異世界、という異世界づくしな作品。
主役級が三人というのが面白いなあ。三人もいるとかなりチートだ。十六夜が主人公らしくスカした感じかつ、実は最強みたいな雰囲気を漂わせていて、正しくラノベだなあと思う。
黒ウサギが振り回されているのがとても可愛らしかった。「この問題児様たちはー!」とか、敬語で罵倒するのがたまらなく可愛い。声優さんがイメージにすごく合っていた。
後宮の烏 3 (集英社オレンジ文庫)
「梟」が残した羽根に、自らの行く末を重ねる寿雪。先代の戒めに反し夜明宮は孤独から遠ざかるも、寿雪自身は虚しさから逃れることが出来ずにいた。烏妃の元には、今宵も訪問者が絶えない。泊鶴宮での怪異は、やがて烏漣娘娘への信仰を脅かす『八真教』へと通じて? 他方、高峻は烏妃を「烏」から解放する一筋の光明を見出し、半信半疑ながらも寿雪と共にあることを決め!?
真の"救い"は光であり、葛藤……歴史が再び動き出す——(裏表紙より)

それまであんまり描かれていなかった、世界観の説明が冒頭から結構豊富に書かれていて、ちょっとびっくりしてしまった。読み落としている可能性が高いけれど、なんとなく大陸のように思っていたから、こういう込み入った世界だとは思わなかった。
それはともかく。
少しずつ寿雪が孤独から解放される一方で、彼女を含めたいろんな人の寂しさが深まっているような気がする三巻だった。新しい登場人物たちもそれぞれ裏があるようで、異なる寂しさや孤独を抱えた人たちが集まっている感じがとても好きなんだけれど、いつかばらばらになる予感もあって、とても切ない。
世界図が出たことで大河になりそうなので、この物語の行き着く先が楽しみだ。
大正二十九年の乙女たち (メディアワークス文庫)
日本が世界の戦乱に巻き込まれつつある、大正二十九年。芸術志向の女性たちが集い、活況を見せる逢坂女子美術専門学校に、四人のひときわ個性的な女学生がいた。画家としての才能あふれる池田千種。武道に没頭する男勝りな星野逸子。身体は不自由ながら想像力豊かな犬飼華羊。素直で女性らしい優しさに満ちた緒方陽子。戦争の足音が近づく不自由な時代にありながら、彼女たちは短い青春を精一杯謳歌していた。しかし彼女たちの明るい日々に、不穏な影が忍び寄り……。奇才・牧野修、渾身の青春時代小説が登場!(Amazonより)

メディアワークス文庫から出たのって本当か? と思うほど、かなり骨太な、大正二十九年と芸術と猟奇と少女たちを書いた作品だった。安易に言ってはいけない気がするんだけれど、すごく面白かった。
芸術を志す少女たち四人の視点から一連の事件を紐解く連作で、猟奇事件の謎を解きつつも、その時代に生きる女性たちがどんな風にもがいていたか、どんな風俗があったのかみたいなところを読むのが面白かった。それぞれに才能に恵まれていて、その個性が四人でいることですごく受け入れられている感じがするの、青春のきらめきって感じで眩しかった。
校閲ガール (角川文庫)
憧れのファッション誌の編集者を夢見て出版社に就職した河野悦子。しかし「名前がそれっぽい」という理由で(!?)、配属されたのは校閲部だった。校閲の仕事とは、原稿に誤りがないか確かめること。入社して2年目、苦手な文芸書の仕事に向かい合う日々だ。そして悦子が担当の原稿や周囲ではたびたび、ちょっとしたトラブルが巻き起こり……!? 読んでスッキリ元気になる! 最強のワーキングガールズエンタメ。解説・角田光代(裏表紙より)

ドラマを先に見ていて、今回初めて原作を読みました。ドラマはドラマで上手く作ってあるなあと思ったし、原作は原作で面白いと思いました。校閲の仕事の実際は違っていても、こういう仕事があってこういう働き方をしている人がどこかにいるかもしれないって想像するのが楽しい。ファッションに拘る悦子は、活字や書物を愛している人にはちょっと受け入れがたいかもしれないけれど、こういう人がいていいんだと思う。自分をよくわかっていて、それが容認されにくいことも知っている悦子は、めちゃくちゃ賢い人だよなあ。
鬼の戀 (ソーニャ文庫)
生まれた時からずっと見ている。それだけでよかった。触れられなくても、本当の姿を見せられなくても。会わなければ、きっといつまでも一緒にいられるのだから。なのにお前は来てしまった。この鬼を祀る呪われた村に。血と罪に塗れたおぞましい欲望の供物になるとも知らず……! ああ今日も狂気に染まる。もう戻れない。お前を喰らってしまいたい——!
地獄の果ては極楽か、さらなる地獄か。さだめに抗う優しい鬼の純愛怪奇譚。(裏表紙より)

終戦直後の日本。天涯孤独の二十歳の娘、萌は、ある日母の実家からの迎えを受ける。岡山の山奥にある黒頭村の旧家に赴いた萌は、そこで異様に崇められている当主家と祀られている鬼の因習に囚われてしまう。
山奥の村の因習で、無理やり花嫁にさせられて、儀式の血なまぐさい真実やら大事な人が胸に秘めていることやら本当の鬼とはという話で、とってもどろどろしていて官能的でした。歪んだ愛が凝縮されていて、後半怒涛のように明かされるものがあまりにひどい(褒めている)のでにやにやしてしまった。予想はできていたけれど、貫いてくれたことがすごく嬉しかった。面白かったです。
食べるクラシック
ショパン、ロッシーニ、モーツァルト、シューベルト、ブラームス、バッハ。クラシック音楽家たちと料理にまつわる小さなエピソードとまとめ、想像を巡らせる。
音楽家と美食というものが結びついていて、興味深く読みました。食べ慣れた味を愛したり、すごく健康に気を使ったり、放蕩三昧したりなど、食に抱く思いはそれぞれなのがわかって面白かった。
裸足で逃げる 沖縄の夜の街の少女たち (at叢書)
沖縄で、風俗業界で働く女性たちがいる。未成年の女性たちが多いと聞いた著者は、彼女たちがどのようか家庭で生まれ育ち、どのように生きてきたか聞き取りを始めた。2012年から2016年の出来事だ。
想像以上に、きっつい……。十代前半から、同じ年頃の子どもたちは「子ども」として守られているのに、ここに登場する彼女たちはみんな、無理やり社会の放り出されて自分の力で生きていくしかなかった。考える間もなかったんじゃないかな。自分の本当に気持ちを告げられる相手もいないまま、毎日を生きてきた。たくましい。けれど、そうなってしまったのは大人の責任というか、守りきれなかった私たちが悪いんだ、という気持ちになってしまって、辛い。
生きていられてよかったね、と言ってあげられるように。いま幸せになっていてほしい。
ソードアート・オンライン アリシゼーション 1(完全生産限定版) [DVD]ソードアート・オンライン アリシゼーション 8(完全生産限定版) [DVD]0
「死銃事件」からしばらく経ち、和人は菊岡からの紹介でアルバイトをしながら、仲間たちと過ごしていたある日、残っていた実行犯の一人に襲われ、昏睡状態に陥る。治療のために連れ去られた和人を追う明日奈。一方、和人はキリトとして、仮想世界アンダーワールドに迷い込み、ユージオという親友を得て世界の中心を目指すことになる。

めちゃくちゃ面白かった。毎回事件の質というか、扱うものが変わっていて、上手いこと作ってあるなあと感心する。これは現実世界はあんまり直接的に絡まない(次の章に続くという感じで終わる)んだけれども、キリトの無双状態はちょっと抑えめで、どうやって困難に立ち向かうかっていう話が面白かった。いつもの仲間がいない孤立無援の状態で戦うって、いままでとカラーが違って面白かった。
そしてまたラスボスがめちゃくちゃ強くて。見ていてはらはらした。
OPが変更する演出がめちゃくちゃよくて、好き……! と思いました。
次の章はいつなのかな。楽しみだ。
河童のクゥと夏休み 【通常版】 [DVD]
夏休みが近付くある日、帰り道で大きな石を見つけた小学生の康一。家に帰ってそれを水で洗ってみると、なんと河童が現れた。河童と暮らすことになった康一たち家族だったが、それが周囲に知られることになって大騒ぎに発展する。

夏休みアニメ映画でハートフル、かと思ったら「は、はーとふる……」と自らの思い込みを後悔するくらい、かなり現実味がある社会的な児童書を思わせるアニメ映画だった。泥臭いんだけど、これが現実だよな……。子どもたちのからかいはよくあるものだし、河童に過熱するマスコミとか民衆とか、それを排除しようとする人なんかが登場して「みんな仲良く」が困難であることを突きつけられた感じがした。主人公は決して無敵ではないし、家族もそうだし、河童という非日常に存在する命のことを完璧に守れるわけがないんだけど、やっぱり、現実すぎてちょっと辛かったかな……。
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Author:月子
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