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読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
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シンデレラ伯爵家の靴箱館 乙女は新たな靴を履く (ビーズログ文庫)
アランとの結婚を決意するも、彼の父に認めてもらえないエデル。そんなある日、アランの母の提案で、エデルがディセント家に本当にふさわしいか試されることに! 一方アランも、父からある人物の日記を手渡され……!? 靴職人と伯爵令息、そして魔術師の子とシンデレラの末裔でもあるふたりは、身分も宿命も乗り越えて、結婚することができるのか?感動の最終巻!
靴は少女の運命を変える——。靴と恋の物語、完結!

拍手! 謎は残るし、未来はきっと無限に広がっているけれど、素晴らしい結末だったと思います。今回取り扱われたのは誰の靴でもなく、エデルの未来のための靴の話っていうのが、またいいんだよなあ。
魔術師絡みの事件は前巻で決着。エデルとアランは未来に何を見るかというのが最終巻で、これから自分たちはどうなりたいか、どのようにシンデレラ伯爵家と靴箱館、そしてガラスドームを作っていきたいかに思いを巡らせる。エデルがルディアの助けを借りて、少女たちと渡り合おうとするところが実に少女小説! エデルらしい言動が微笑ましくて応援したくなりました。
ここ数巻は余裕のなかったアランも、腰を落ち着けたようで何よりです笑 指南書のオチがこれか! っていうのはめっちゃ笑いましたが、最後まで大いに笑いました。あきさんの絵がまた爆笑を誘う。
最期の短編がまた可愛らしくて、これからも二人で乗り越えていってほしい。
楽しかったです。ありがとうございました!
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シンデレラ伯爵家の靴箱館 彼方の乙女は愛おしき (ビーズログ文庫)
アランの父・ディセント伯爵のアルヴァと対面したエデル。だがそれからというもの、彼女を社交界デビューさせようとする(少し不思議なレッスン付)など、アランの焦りを感じるように! きっと結婚が認められなかったのだ……。結婚とは何か悩み始めたエデルは、ひとり故郷に帰ることにするが、そこで母を生き返らせようとするレイに驚きの提案を持ちかけられ——!?
愛する想いが人を強くする。靴と恋の物語、第6弾!(裏表紙より)

ヴァイオレット・ファーの死から始まる魔術師の靴のお話はおしまい、というわけで、レイとの戦いは決着。だいぶと噛み合ってないアランとエデルのやりとりで忘れてしまったいましたが、そうだった魔法があるファンタジーだった……という対決でした。だいぶと山場でとてもわくわくしました。
エデルとアランの物語は次で決着かな? どうか幸せになりますように!
酒場図鑑 -酒と肴をとことん楽しむために-
ごみごみっとしたところにあるような、いわゆる飲み屋さんについて解説する本かな?
主に一人飲みを楽しむための作法というか、こういう感じでみんな飲んでるから周りをよく見て楽しく飲もうね、という内容。
お酒や肴の解説もあるのですが、あああああ美味しそおおおおおお。イラストがまたいいんですよねえ。全然飲まないのに飲みたくなる。これ見ながらお酒とか作りたくなる。
おいしいベランダ。 スミレと6粒のチョコレート (富士見L文庫)
 栗坂まもりは、イケメンだけどベランダ菜園マニアの亜潟葉二とお隣さんで恋人どうし。
 マンション改装も終わった冬。張り切って新たにスミレをベランダ菜園にお迎えしたまもり。バレンタインにこの花を活躍させる計画でわくわくする一方、友人の湊と周の間には不協和音が!
 ……湊ちゃん、わたしに何かできることはないかな? 友人のために心を砕くまもり。
 一方で、見守る葉二には仕事の転機が訪れ——?
 ベランダ菜園に2つの恋の嵐が巻き起こる、大人気シリーズ6巻!(裏表紙より)

友人や周囲の環境が少しずつ変わる第6巻。まもりの成人式と、友人の湊ちゃんが破局の危機です。最後の最後で亜潟さんも新しい道を選んでしまう……? という内容もあり、続きが気になりすぎる。
少しずつ外に向かい始めたまもりは、再び迎えた亜潟さんとの進路を上手く決めていくことができる……気がする! 待つよとか行くよとか言える大人になっていってると思う!
ラブリーボーン [DVD]
1973年、スージー・サーモンは殺害され、14歳の生涯を閉じた。天国のスージーはそこから残された家族、そして犯人の男ハーベイの生涯を見届ける。地上の人々の行く先は。スージーの行くところは。最後に残されたものとは……。

美しい映像や多数のカットを用いられて紡がれる、悲しみや怒り、そして虚しさと、人生の物語。
殺された少女と残された家族の視点を主に物語が進むんですが、犯人が捕まるのか、スージーの無念は晴されるのかという後半の展開に手に汗握りました。それだけに、ラストはちょっとやるせない気持ちになりましたが……。
映像は常に美しくてドラマチックで、想いを反映した風景がファンタジックでした。数少ない登場人物が絶妙な配置で、レイとの別れではこみ上げるものがありました。最後に残った「美しい骨」という絆を表す言葉、何かが生まれる予感があって不思議だけどいい言葉だ。
男子高校生の日常 DVD グダグダ・エディション
タダクニ、ヒデノリ、ヨシタケの三人は、男子校に通うごく普通の高校生。くだらない話をする毎日を過ごしていたが、となりの女子校と合同文化祭を行うことが決定してから、さあ大変。「女子」に飢えていた彼らは、彼女たちを不必要に意識して……。

男子高校生のおバカっぷりと、女子高生たちの「ほんとバカばっかり」な態度の差異を楽しむ作品。男子高校生たちのノリと勢いが、リアリティ満載で本当にくだらない笑 でもこういうどうでもいいノリが、本人たちは心底楽しいんだよねえ。
原作が日常系の漫画だとは思っていなくて、調べてびっくりしました。アニメもやってたんですね。ちょっと見てみようかな。
Another 限定版 第1巻 [DVD]Another 限定版 第6巻 [DVD]
父の不在と病気療養のため、母の実家に身を寄せた榊原恒一。だが夜見北中学とクラスを覆う不穏な気配に気付く。クラスメートで眼帯をした不思議な少女・見崎鳴を取り巻く状況に関わることになった恒一は、その3年3組の呪いともいえる現象に巻き込まれていくこととなる。

学校を覆う呪いなんてないんだよ、という話だと思っていたんですが、がっつり呪われていたしホラーだしオカルトだった。人がバンバン死んでいくので、「お…………おお……おおお……」と見入ってしまった。
かなり閉鎖的な地方。よそ者を排除するような気配、というよりかは地域性が強く地元民の関係が強固。なので、〈現象〉の被害がすごい勢いで広がるのがすごく怖いし、面白い設定だなあと思いました。また中学生たちがどんどん狂気に飲まれていく感じが、すごい。怖い。合宿とか絶対やっちゃいけないやつじゃないですか……。
誰が「もう一人」なのか、ああーなるほどなーと思う結末で、原作を読みたいと思いました。面白かったです。
ロビン・フッド [DVD]
弓の名手であるロビン・ロングストライドは十字軍の遠征に参加していた。リチャード1世が戦死し、帰途に着いたロビンは、王冠を託されてイングランドに戻ろうとしていたロバート卿が闇討ちされ、事切れる現場に遭遇する。彼の遺言を聞き届ける形で、ノッティンガム領主に剣を届けたロビンは、かの領主からロバートの身代わりになってくれと頼まれ……。

義賊としてのロビンフッドを想像していたんですが、これはそれよりも少し過去のお話。剣士くずれのロビンが、領主の息子の身代わりとなって決起し、王国の暗部や戦争に関わるお話。高貴な人間の身代わりとなった、身分の低い人間の血に由来しない強いカリスマ性を描いた作品で、歴史ロマンという印象でした。
こうしてロビンフッドが誕生したんだという話なんですが、この時代(12世紀でいいのかな)の風景として見るのがとても楽しかった。また音楽がよくってなあ。
glee/グリー シーズン6(SEASONSコンパクト・ボックス) [DVD]
全国大会を制覇できなかったため、解散させれたグリークラブ。しかしレイチェルとカートが顧問となり、シュー先生はボーカル・アドレナリン、ブレインはウォブラーズの顧問となって、ともに全国を目指す。新しい部員勧誘に苦労したり、部員たちと良好な関係を築けなかったり、プライベートの面で思い悩んだりした彼らの行く先は……。

ファイナルシーズン。拍手!!!!!
マイノリティーと、夢を追い続けることの希望を描くシリーズだったと思います。感無量でした。
シーズン6まで見てきて、かなり毒気がきついときもあったんですが、それでも「ニュー・ディレクションズ!」の確固たる絆と、仲間たちとの友情が揺るぎないものだとわかる頃には、終わってしまうのが惜しいと思うくらいに嵌り込んでいました。
レイチェルは夢を叶えることができるのか。同性カップルの行方は。大人のトランスジェンダーの問題。そして、スー先生との最後の対決。見所がたくさんあるんですが、とにかくみんな幸せになってよかった。ちゃんとハッピーエンドですごく嬉しい。
それだけにフィンの不在が悲しくて。きっとレイチェルの隣に立っていたのはフィンだったんだろうなと思うと、切なくてたまらない。第12話で過去の話をやりましたが、「Don't Stop Believin'」の映像がみんな若くて、この作品の関係者はきっとフィンのことも思ってくれているんだとわかって涙が止まらなかった。
ありのままというだけではなく、自分たちがあるべき世界をどのように見て、生きていくのか。難しいことや、ままならないことばかりで、マイノリティは常に辛い立場に立たされるけれど、ありのままがあるがままに変わった世界で、みんなが自由に、夢に向かっていくことができるように祈っている。
最高のドラマでした。ありがとうございました。
こばと。通常版 第1巻 [DVD]こばと。通常版 第12巻 [DVD]
花戸小鳩は、傷ついた人の心を癒すことで得られる「コンペイトウ」を瓶いっぱいに集め、行きたいところに行くという目的を持った少女。ぬいぐるみの姿をしているいおりょぎに導かれながら、この世界のことを少しずつ学んでいく小鳩は、やがてよもぎ保育園で働くことになり……。

世間知らずの女の子が、失敗を繰り返しながら、人の善の心を信じ、一生懸命に進んでいこうとする現代ファンタジー。キャラクター設定やら話の作り方やらがもうベタもベタなんですが、最後まできちんと作られているのは本当に安定のCLAMPだなあと思う。
他のCLAMP作品からゲストキャラで知っている人たちが出てくるのが楽しい。がっつり「ツバサ」が絡んだのは、同じ放送局だったからかな。
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Author:月子
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