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読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
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浪費図鑑―悪友たちのないしょ話― (コミックス単行本)
これは「浪費」ではなく「愛」なのです。
あんスタ、同人誌、若手俳優、声優、宝塚、お笑い、乃木坂46、ディズニー、V系バンド、ホスト、コスメ……オタク女性の真実がここに!

◯◯クラスタと呼ばれている人たちが、どれだけその沼に浸かっているか……を、どれだけお金を溶かしたかという話を交えて記す、エッセイ集です。元は同人誌で削除された部分があるらしく、その削除された部分がとても面白そうなので同人誌版もめっちゃ読みたい。
ともかく、廃課金勢や、実際に会いに行ける推しにお金を注ぎ込む人など様々な人たちが登場。本を作った動機が「あの人、あんなに推しにつぎ込んでどうやって生活してるんだろう……?」というところだったというので、うんうんと頷きました。みんなどんだけ貯金と手取りがあるんだ? って思うよね!
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桐生戦兎 / 仮面ライダービルドは、スマッシュの目撃情報を受けて現場へ向かうが、そこにこの世界には存在しないはずのバグスターウイルスの変異体・ネビュラバグスターが現れる。ビルドと共にネビュラバグスターに立ち向かった万丈龍我 / 仮面ライダークローズは謎の戦士・カイザーが操る装置・エニグマによって平行世界へ転送される。
龍我が転送された先はスカイウォールが存在せず、宝生永夢 / 仮面ライダーエグゼイドたちが存在する世界だった。しかし、龍我がいる地球が次元の穴を通って戦兎がいる世界の宇宙に送り込まれてしまう。そして24時間後に2つの地球が衝突するという事態に陥る。(Wikipediaより)
劇場版 仮面ライダー鎧武/ガイム サッカー大決戦! 黄金の果実争奪杯! [DVD]
ヘルヘイムに侵食されているはずの沢芽市で戦っていたはずの紘汰は、不思議な少年に会った直後、何故かサッカーに沸く沢芽市にいることに気がついた。そこではアーマードライダーの力を使ってサッカーの試合をしているらしい……。死んだはずの裕也の姿もあり、混乱する紘汰だったが、そこへあのときの不思議な少年、ラピスが現れ……。

コラボ映画ではなく鎧武単独の作品。
鎧武本編は全話履修済みです。
何故サッカーなのか、と思った覚えがあるんですが、異世界と重なる街だから、まあ……。
冒頭のサッカーシーンの「えーっ」って感じは、中盤になるにつれてかなりシリアスな話運びになったのはさすがだなあという気がしました。お馬さんに乗って本物のライダー(騎手的な意味で)になったのはかっこよかったです。それから全員集合は熱い! 壮観! さすが映画! って感じでした。
魔剣天翔 Cockpit on Knife Edge (講談社文庫)
アクロバット飛行中の二人乗り航空機。高空に浮ぶその完全密室で起こった殺人。エンジェル・マヌーヴァと呼ばれる宝剣をめぐって、会場を訪れた保呂草と無料招待券につられた阿漕荘の面々は不可思議な事件に巻き込まれてしまう。悲劇の宝剣と最高難度の密室トリックの謎を瀬在丸紅子が鮮やかに触き明かす!(裏表紙より)

飛行機ショーで起こった殺人事件。パイロットの一人、西崎杏奈と知人である練無はもらったチケットを阿漕荘の面々に譲って観覧していた。一方、保呂草はエンジェル・マヌーヴァの行方を捜索する依頼を受けて、各務亜樹良と接触。ふたつの事件が緩やかに交わる状況に。
さくっと謎解きが行われて、こんな軽い読み口だったかなあなんて思いましたが、わかりやすくて面白かったなあ(ちょっと謎が残されている感じがあるけれども)


「そうよ。好きな人が教えてくれることって、もの凄くしっかり頭に入ってしまうものなの。一度聞いただけで絶対に忘れないわ。だから、もししっかりと覚えたいことがあったら、人でも本でも、その相手を好きになることね」(p.133)
読書会 (徳間文庫)
 山田正紀と恩田陸。多ジャンルで活躍する二人の人気作家が、名作エンターテインメント小説を読みまくり、語りまくる。題材は、半村良、アシモフ、小松左京、S・キングなど。自分だったらこのテーマをどう描くか、という実作者ならではの議論も白熱。後半ではついに、それぞれの自作、『神狩り』、《常野物語》シリーズも俎上に…。読書家必読の、プロ作家によるブックガイド対談集。(裏表紙より)

読書記録を付け始めるよりも前に読んだ、ような気がするんですが(単行本は2007年1月刊)記憶が定かでない。
有名なSFをほとんど読んでいないんだなあとわかる読書でした。前半は取り上げるものの関係でSFについての語りが多い印象なんですが、作品がわからないので注釈がついていてもなかなか読み進めるのに苦労しました。
スティーブン・キングや萩尾望都について話しているところを楽しく読みました。キングもちょっとしか読んでないからこれを機会に読もうかなあ。
銀の匙 Silver Spoon 秋の巻 Special BOX(完全生産限定版) [DVD]
逃げるようにしてエゾノーにやってきた八軒勇吾。しかし飼育した豚の豚丼との別れをきっかけに少しずつ思いを変え、仲間とともに学校生活を送る。馬術部の副部長になった後はすぐ文化祭。生来の人のよさであちこちの手伝いをする八軒だったが……。

馬術部の副部長になる話から、八軒のお母さんがエゾノーにやってくるまで。
しみじみ、面白いなーと思いながら全部見てしまった。みんなそれぞれ夢があって、現実との難しさに直面しながら頑張ってるんだよな。この作品で面白いと思うのは、生き物を相手にした経験のある人たちばかりが揃っているからか、大人たちが「見守る」ということを自然としているところなんですよね。やってみなさいと言って、見守る。無理ならサポートする。八軒のいいところは、失敗したときに自分を立て直すために思考すること。父親との確執の部分はまだまだ全然柔らかくなりきっていないけれど、多分大丈夫だろう。親と必ず理解しあえるわけじゃないんだから、いい付き合い方を覚えればいいと思う。
楽しかった。
銀の匙 Silver Spoon 1(通常版) [DVD]
高校受験に失敗した八軒勇吾は、逃げるように大蝦夷農業高等学校、通称エゾノーに進学する。ほとんどが農業や畜産をやっている家に生まれた子どもたちが通う高校で、カルチャーショックを受けながら学校生活を送る八軒。しかし実習や周囲との交流を通じて、食べることや生き物について考え始める。

原作はある程度まで読んでいます。第1期は豚丼とベーコンの話まで。安定して面白いって素晴らしいことだよなあ……と思いながら安心して見ていました。
高校生活はすごく大変そうなんですけれども、得るものもたくさんあって人生観が変わるだろうなあと想像する。農業や畜産業がすごく難しい仕事で、経営がたいへんで、でも人の生活のために必要なものであるということが、少しずつ重みを増して感じられてくるよなあ。
原作も楽しくてアニメもすごく面白いので、アニメを見ていると原作も読みたくなってくる。
あと食べ物がめちゃくちゃ美味しそうなので、ピザの回はお腹が減って仕方がなかったです。
女伯爵マティルダ カノッサの愛しい人 (講談社X文庫)
 トスカーナの伯爵家に生まれ、何不自由なく暮らしていたマティルダ。しかし父の死を契機に運命は変わり始める。度重なる身内の不幸、襲いかかる苛酷な現実。絶望にうちひしがれそうになるとき、彼女を救ってくれたのは、いつも修道士イルデブランドだった。
 幼き日の初恋は、やがて揺るがぬ想いに深化する。「カノッサの屈辱」という歴史的大事件に秘められた真実の愛を描く、ヒストリカルロマンの新たな傑作。(裏表紙より)

ヒストリカルロマンを読むなら榛名しおりさんだよなあ、と思いながら読む。「カノッサの屈辱」に関係する、ひとりの女伯マティルダの幼少期からその日の出来事までを、少女の過酷な運命と恋に絡めて描いた一冊です。
必ずしも恵まれた人生であったわけではないけれども、マティルダは自分にとって誰がいちばん大切かを揺らぐことなく持ち続けられたことで戦えるのだなあと感じました。否応無しに領主になり、しかも本人はその重責を当然のことと受け止めている印象なのが、寂しくもあり眩くもあり。
壊滅騎士団と捕らわれの乙女2 (一迅社文庫アイリス)
黒十字騎士団団長ヴィンセント王子の屋敷に滞在中の田舎貴族の娘フィーリア。ある日、姉の結婚を知った彼女は、贈り物をしようと働くことを決意! 折よく、フィーリアを愛するあまり、誘拐犯の城を破壊したり、騎士団に厳重な警護を命じるヴィンセントはいない。早速行動したのだけれど——。私がヴィンセントの気を引こうと、わざと事件に巻き込まれてるって、勘違いだから!! 一途すぎる王子の大迷惑な溺愛ラブコメディ第2弾!(裏表紙より)

2巻目。失踪した姉を探して王都にやってきて事件に巻き込まれてしまったフィーリア。その後姉の結婚が決まり、贈り物をしようと考えるも、ヴィンセントの束縛がすさまじく。
ヴィンセントだけでなく彼に仕えている人や部下たちのほとんどが、フィーリアをがっちり固めているのがかわいそうでおかしくて。しかも本人が意図しないうちにみんながフィーリアのことを「ヴィンセントの花嫁になる人」として考えている節があるので、これからどうするんだろうなあ(にやにや)恋愛的に進展はあんまりなかった巻なので、早く素直になっちゃえよーと見守り体勢でいこうと思います。
2017年に読んだ本(今年発刊のみにあらず)の中で、個人的にヒットしたものを適当にあげる、一年の総まとめの記事です。

時間があったので例年より多め。読了したのは462冊。以下内訳。
小説200冊。エッセイ9冊。漫画217冊。その他18冊。画集・写真集7冊。絵本5冊。雑誌等3冊。辞典・事典3冊。

栗原ちひろ「ある小説家をめぐる一冊」
ある小説家をめぐる一冊 (富士見L文庫)
妖しい雰囲気なんですけれども、その怪しさが艶っぽく、また小説家を題材としているのでとても楽しく読みました。

瀧ことは「腐男子先生!!!!!」
腐男子先生!!!!! (ビーズログ文庫アリス)
いっぱい笑った一冊。ほんまそれな!!! って思うところがいっぱいありました。

平鳥コウ「JKハルは異世界で娼婦になった」
JKハルは異世界で娼婦になった
よくこれを世に出したよな! という異世界召喚小説で、18禁ワードがいっぱいなんですけれどもとても面白かったので、冒頭を読んでだめでなければぜひ読んでほしい。

萩尾望都「春の夢」
ポーの一族 ~春の夢~ (フラワーコミックススペシャル)
新作が読めるなんて……と思いました。愛しているあの頃のポーとは描いているものが違うけれど、やっぱり愛おしい。

岩本ナオ「マロニエ王国の七人の騎士」
マロニエ王国の七人の騎士 1 (フラワーコミックスアルファ)
ファンタジー漫画すばらしい! の一冊。兄弟たちが愛おしい。続刊が待ち遠しい。

小西明日翔「来世は他人がいい」
来世は他人がいい(1) (アフタヌーンKC)
「春の呪い」はえぐかったですが、こちらはヤクザさんというキャッチーな設定にえぐさをまぶした……婚約するのですが恋愛しているとは言えないふたりの話。次がどうなるのかはらはらする。

市川春子「宝石の国」
宝石の国(1) (アフタヌーンKC)宝石の国(8) (アフタヌーンKC)
アニメが始まり、途中まで読んでたところを最初から最新刊まで一気に読んだら、あんまりにあんまりな展開に部屋の隅で膝を抱えて泣きました。次が楽しみすぎる。

ヤマシタトモコ「違国日記」
違国日記 1 (フィールコミックス FCswing)
世界に呪われそうになっている女の子が、呪われながらも必死に魔法を使おうとしている女性に救われるって、それだけで涙が出るんですよね。つまり:性癖に刺さった。

今年見たものでよかった映画。
「海街diary」
海街diary DVDスタンダード・エディション

「はじまりのうた BEGIN AGAIN」
はじまりのうた BEGIN AGAIN [DVD]
日常を健やかな夢を見ながら生きる、という作品が好きなのかもしれません。

それなりの文字量で感想を書くようになって、いつの間にか10年経っていました。昔はだいぶと硬い文章で書いていたんですが、いまは自分や読んだ人にしかわからない、衝動のまま感情の向くままに書いたざっくりした感想ばかりになってしまっています。それでもご覧くださっている方がいらっしゃいましたらありがとうございます。
秋頃に毎日何冊も読んでいたので記録が溜まっていて、地味に連続更新しておりました。
今年はかなり映像作品を見た年でもあって、実は映画単独だけで記録を取りたくてKINENOTEにアカウントを持つようにしたんですが(サイトが重くて使いづらいのが難点です)、今年だけで56本見てました。※きちんと記録を付け直したら72本でした。
アニメとドラマも合わせたら100いくかもしれない。
Huluで見るようになったのがいちばん大きいですね。見逃し配信もあるし、マイナーどころが入っていることもあるのでかなり便利に使いました。しかし雑多に見すぎて、いまだに自分の映画の好みがわからないわ……。
読んだもの見たものの記録、としてあるので本以外の感想もたくさん書いてしまいましたが、興味を抱いていただけていたら幸いです。

昨年はたいへんお世話になりました。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
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Author:月子
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