読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
![芸人交換日記 [DVD]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51eRCPqKANL._SL160_.jpg)
結成11年。お笑いコンビ・イエローハーツの甲本と田中は、甲本の思いつきで交換日記を始めることになる。最初はいやだと言っていた田中だったが、次第にやり取りは白熱し、やがて、大きなチャンスが訪れて……。2011年版の舞台。
売れないお笑いコンビが交換日記を始めた。お笑い芸人として芸能界で戦っていく人たちは、こんな風に思っているのかもしれないなあ、などと想像しながら見ていました。年齢とか、後輩とか、事務所とか。実力とか才能とか運とか。そういうものの縛りって呪いみたいだよなあと思ったりもする。なんというか、息苦しい。
つらい。やめたい、でも……と思う気持ちもよく分かったりして、感想にならない感想ばかり出てくるんですが、面白かったです。ラストがすごくよくって、最後ににこっと笑ってしまった。
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孤島にとり残された三組のカップルと不思議な超能力をもつ四歳の女児との共同生活。生き抜くために幾多の試練を乗りこえて、真の友情と連帯を学びとった若者たちの青春賦。(帯より)
佐々木丸美作品は、男女のちがいとか人間同士のちょっとした感情の感覚や、神秘に関するうんちくが面白いのですが、話は相変わらず投げっぱなしなのがなんとも。もうちょっとすっきりはっきり終わってほしいなあ!
それぞれ先輩と付き合っている三人の女子。口が強い浩子。わがままな直満子。そして語り手である、少しひねた性格の賢い桐子。六人はとある孤島へキャンプしに行くものの、異変を感じて自主的に避難。異変を感じ取りながら避難せずに戻るという不思議な男性から、四歳の女児を預けられる。孤島を津波が襲った後、六人がラジオから拾ったのは、避難船が難破したという知らせ。かくして六人と少女の生活がはじまる。
サバイバルっぽさというより、人間の生活とは、みたいな部分が大きく感じられたように思います。星を読み、火を大切に扱い、家を建て。その中で、菫と名付けた少女の不思議な力は、多分、古代の巫女的なものの象徴なのだろうなどと思いました。
ちょっと調べてみたら、『風花の里』とつながりありなのか。ちょっと読み返さなければ。
![世界の果ての通学路 [DVD]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51ItfUQIlOL._SL160_.jpg)
サバンナを駆ける兄と妹。馬に乗っていく兄妹。険しい山道をいく少女たち。二人の弟に寄せ集めで作った車椅子を押してもらっていく少年。彼らはそれぞれに「学びたい」という気持ちを持って学校に向かう。
子どもたちの通学に焦点を当てたドキュメンタリー。ケニア、アルゼンチン、モロッコ、インド、四つの国に住む子たち。みんな、学校にいくために、険しい道を通学している。
こういうのを見ると、いかに自分が狭い視野しか持っていないのかがよく分かる。モロッコの風景を見ながら、こんなところに住む子どもたちも学校に通うんだという当たり前のことに、急にはっとさせられてしまった。
ケニアの兄妹の、兄のジャクソンのインタビューが収録されていたのですが、彼の内側にはたくさん語りたい言葉があるんだなあと感じました。自分の気持ちを伝えたいというのをひしひしと感じた。
そして、彼らを学校に行かせることを賛成している家族。どんなに危険な道のりであっても「無事に行って帰って来れますように」と祈ってくれる親の存在が、じんとしました。

失恋した日、ネットゲームの世界にトリップしたOLの愛歩。キャラクター「ポチ」となってしまった彼女だが、同じ状況に陥ったプレイヤーたちのおかげで、無事、元の世界に戻ってくることができた。その後、愛歩はパソコン越しに楽しい冒険を再開する。でも彼らと会えないのはちょっぴり寂しい。すると、オフ会をしようとのお誘いが! 人生初のオフ会にドキドキしながら待ち合わせ場所に向かうと、そこには彼女を振った彼の姿があって——?
舞台はゲーム世界から現実へ!
泣き虫なポチの大奮闘がはじまる!(カバー折り返しより)
トリップ先から無事に生還、みんなともゲーム越しに再会できた。次はオフ会だ!
あんまり深く考えない愛歩のおかげで、あのトリップは「わけのわからない偶然」ということで片付けられてしまった様子(他の五人はえんえん議論していただろうし、納得していないところもありそうですが)。
オフ会楽しそうでよかった。しかし、夕星の態度にうーんとなってしまった。いくら告白が日常茶飯事で、その日絶不調だろうと、駅前で見ず知らずの女性に告白されるというシチュエーションは滅多にないように思うので、ちゃんと覚えておいてほしかったというか……。
しかし、とってもかわいらしい、ほんわかと元気なお話で、楽しかったです。他のメンバーも本当にいい人たちでよかったー!

片想いをしていた“愛しの君”に振られてしまった、平凡なOLの愛歩。どん底な気分をまぎらわせるために、人生初のネットゲームにトライしてみたのだけれど……どういうわけだか、ゲーム世界にトリップしちゃった!? その上、自分の姿がキャラクターの男の子「ポチ」になっている。まさかの事態に途方に暮れる愛歩だったが、彼女の他にもゲーム世界に入りこんだ人たちがいるようで——
現実世界に帰るため、泣き虫なポチの大冒険がはじまる!(カバー折り返しより)
人生初のネットゲームでトリップ。ネトゲどころRPGの知識もおぼつかない。そんな愛歩ことポチのお話です。
愛歩が、けっこう思い込みの激しいうっかりさんというのが最初は読んでいてつらかったのですが、だんだんその一生懸命さやひたむきさ、苦労したところなんかが見えて来ると、がんばれーと応援する気持ちになっていました。彼女はゲームの知識のない初心者なので、オンラインゲームの解説としても面白いかもしれないなあなどとも思いました。
他に五人の仲間がいるのですが、それぞれ個性豊かで、ゲームあるあるネタも混じって面白かった。下巻はオフ会らしいので、キャラと実物の性別の違いとかに驚いてくれるんだろうなあと期待して読みます。

何となく誰ともつきあわないまま、26歳になってしまっためい子は、親友・後藤ちゃんの同棲話を知り、突然焦りを覚える。その上、母親からは、てんで冴えない男のお見合い写真が送られてきて……。「あんな人と初めてのセックスするってこと?」。追いつめられためい子は、出会いを求めてとんでもない迷走をはじめるが――。痛くて沁みる異色マンガ。(裏表紙より)
能町さんはエッセイしか読んだことがなかったので、マンガ、それも喪女かあと思って読み進めたんですが、胸がひりひりするよ! 不倫がどうのこうのとか、男の人の「こいつ何考えてんの?」的行動とか、めんどくさい! すっごくめんどくさい! そして何より自分の思考回路がめんどくさい! というふうに読んでしまいました。

少女達が織り成す《友情》ミステリ
周りのみんなより、ちょっとだけ頭がよい小学四年生の理桜。担任の千里子線絵師からも一目置かれている彼女は、不登校の少女「さなか」の家を訪ねるようにお願いされる。
能天気少女のややや(注:「ややや」で名前)や、引っ込み思案の柊子とともに理桜は彼女の家に向かうが、姿を現したさなかは、早々に大学の勉学を身につけ、学校に行く価値を感じていない超・早熟天才少女であった。そんな彼女に理桜は、学校と友達がいかに大切であるかということを説くのだったが……?(裏表紙より)
担任からも頼りにされ、クラス委員長を歴任し、自分が周りよりも賢いという自覚のある少女、理桜(りざくら)。そんな彼女が、不登校のさなかを訪ねた。だが、さなかの素性を聞くうちに、彼女が自分より賢いという事実に打ちのめされた理桜は、相手より優位に立つべく「友達が必要だ」ということをまくしたてる。
達観した子どもって不自然で嫌味っぽく感じられることがあって、実はあんまり好きではないのですが、この作品の子たちは読んでて楽しかったなあ! ちゃんと前を見据えて、現実を捉えている感じの理桜と、達観しすぎるあまり友達方程式を生み出し友達というものを数字で表してしまうさなか(さなかは数学者でもある)。この二人の、噛み合っているようなそうでないような、一緒にいて心地いいようなそうでないような、みたいな関係が楽しくて。だから、終盤の展開にはえーって言ったし、どきどきしたけれど、すごく面白かったです。

王立学校に編入することになった公爵令嬢のユキハは、「死にたがり姫」と呼ばれる変わった少女だった。何せいつも首から短剣を下げている。今回も、編入初日に出会ったジンに対し、いきなり「私を殺してくれぬか」と迫る。だが彼女には彼女なりの事情があったのだ…ユキハは校内と身辺に起こる不可解な事件に目もくれず、ジンを追いかけ回す。しかしやがて事態は深刻なものになり…!? ブラック・ラブコメディ・コージーミステリ登場!!(裏表紙より)
風変わりすぎる公爵令嬢ユキハは、自分を殺してくれる相手を探していた。そこで目をつけたのは、学園の問題児であ少年ジン。かくして、ユキハがジンを追いかけ回す学園生活が始まった。
学園ものというよりは、ユキハがいかにして歪んでしまったか、「殺してほしい」という言葉が含む真実、そしてアウトローであるジンの過去など、少しずついびつになってしまった少年少女たちの話かなあと思いました。お前の猫になるうんぬん言われても、甘さとかまったく感じなかったし不穏で不健全な感じしかしない……笑