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読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
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煌虹の末裔~THE CELESTIAL LADDER~ (レガロシリーズ)
「どんな代物でも運ぶ」がウリの運送会社“ベルフェル”。そこの社長兼唯一の社員であるライアのもとに、とある依頼が舞いこんだ。それは、女性ひとりと大型犬一匹を田舎町まで送り届ける簡単な仕事、のはずだったのだが……。
その女性、アリスには驚きの秘密があって——!?
ライアは彼女を無事に目的地まで送り届けることができるのか!(裏表紙より)

発達した文明に、特殊能力を持つ生き物と人間と、そうでないただの人間がいた。何の能力も持たない人間たちは、特殊能力をほしがり、彼らの国を攻めて領土を奪ったり、実験台にしたりした。特殊能力を持つものたちは彼らのその行動が分からず、他種族が攻められても干渉しなかった。そんな世界で、囚われ実験台の対象となっていた古代ディマントの少女を、護衛して届ける話。
今まで読んだことのない、すごく傍観者っぽい文体で、ここもうちょっとはらはらどきどきさせて! というのをさらっと流されてしまって、もっと! 詳しく! となること多数。すごく淡々としている……と思いました。すごくファンタジーで美味しい、驚くべきところがいっぱいあるのに、その驚きが一文で済まされてしまっている感じが惜しい……。もっとあざとくてもよかったのよ!
アリスの可憐さは、挿絵も相まってきゅんきゅんでした。もの馴れない女の子ってどうしてこんなに可愛いんだろうなあ! しかし、作中でどうしても、ヒロインに対してそれはアカン! というのがあり……。どう受け止めていいかちょっと分からなかった。
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仕事道楽 新版――スタジオジブリの現場 (岩波新書)
「いつも現在進行形、面白いのは目の前のこと。」——“好きなものを好きなように”作りつづけ、アニメーション映画制作の最前線を駆け抜けてきたジブリも三〇年。高畑勲監督の一四年ぶりの新作公開、宮崎駿監督の「引退宣言」と大きな転換点を迎えた今、プロデューサー・鈴木敏夫が語ることとは? 口絵も一新、新章を加えた決定版!(裏表紙より)

目から鱗というか、知っているようで知らなかったんだということがたくさん書かれていて、ジブリについて知るならこれはとても面白い一冊。
私のジブリは原体験たるトトロ、ラピュタ、ナウシカから始まるのですが、ジブリという仕事場を語るにはナウシカはやっぱり大きく外せないわけで。どういう形でやってきたのか、という話や、新作を作るにあたってどういうやり取りが会ったのか、とか。この、仕事のやり方が、面白い!
面白い、と一番強く思ったのは宣伝のやり方で、コピーや、宣伝の仕方(狙い)がすごくうまい。自分でもやってみたいな! と思うところがたくさんありました。私、「思い出のマーニー」の「あなたのことが大すき。」がほんっと好きなので。その話もちらっと聞けてよかったです。
宮崎駿監督の作ったものが一番好きだ、と思っているんですが、この本で、高畑勲監督、米林宏昌監督、宮崎五郎監督、それぞれの作っているものの狙い目が分かって、改めてジブリ作品を見てみたくなりました。まだまだ知らないことがいっぱいあるなあ。
相棒とわたし (f‐Clan文庫)
旧貴族のエッドは、大地のエネルギーを喰う核獣を狩る滅核獣師になるため、幼馴染みのラッセと共に準軍学校に入学した。相棒として彼の隣りにあることを信じていても、戦士として、そして女としては少しだけ自身がなかった。けれど王制復活を目論む反乱により、ラッセが核獣の王として覚醒してしまう。冷たい眼差しのラッセに、エッドは相棒としての覚悟を秘めて対峙し……!(裏表紙より)

おっもしろかったー!! 学園ものであり、相棒ものであり。バトルもあって、とってもとっても美味しかったです!
舞台は、自動車やら無線やら銃やらがある、ほんの少し近代的な世界。王が不在で貴族の身分もなくなりつつも、根強く容姿や家の格などについて差別があるところ。
核獣が襲ってきて阿鼻叫喚でみんなが大慌て、みたいな話を想像してたんですが、エッドとラッセの二人がとても安定した相棒だったので安心して読みました。絶対この二人は離れないだろーと見ていて分かるので、その最強っぷりがすごく楽しかった。
エッドが好みのヒロインすぎて! 男っぽくて凛々しくて、でも可愛いものが好きで、友達にも優しい……。ちょっとだけ不器用な感じもするところが、とってもかわいくて好きです! なのでラッセはもっと頼れる男(相棒)になってほしい! エッドを寄りかからせてあげて!
同人誌版で続きが出るということなので、絶対に読みたい! もう、すごく好みの学園+バトル+バディものファンタジーでした。
ゴッデュリアの予言 (角川ビーンズ文庫)
サムリユト王国の王女フィオが、ひょんなことから開けてしまった異世界への扉。その先には、ひとりの魔術師によって荒廃した世界と、それを救うべく戦う王子の姿があった。
フィオと、王子スカイの世界の両方に伝わる魔術の書『ゴッデュリア』によれば、術師を連れた女がスカイの世界を救うのだという。その予言に従い、フィオと魔術師リヤ、そしてスカイが旅立つことになるが……。剣と魔法と冒険のファンタジー!!(裏表紙より)

RPGストーリーで、三巻くらいでやるやつを一巻でやりました、という印象でした。
そっくりな異世界の王国からやってきた王子と旅をすることになった、王女フィオ。連れは、神官の弟子リヤ。あちらの世界に行ってからは、銀の獣シルバー、賢者ルー、と完全にロールプレイングゲームのパーティな面子。戦うのは、フィオの弟をさらった悪の魔術師。
ものすごい駆け足なんですけど、リヤが、過去と相まってすごくいい人すぎるので、私は彼といい仲になってほしかった! そこは、ヒロインとしては初恋とさよならして幼なじみと帰るべきだろー! という個人的趣味!
神ノ恋ウタ あめ つち ほし そら (講談社X文庫―ホワイトハート)
「私は巫女です。お勤めをきちんと果たしてから死にたいのです——」思いがけなく最高神・伊布夜に気に入られ、大神殿に招喚された巫女・雪荷。その道中襲われ、落人の里で土地神の生け贄にされそうになる。
 雪荷の命を救ったのは、荒々しくも美しい炎のような若神・炬だった。雪荷は、神としてはまだ未熟でありながら純粋な炬に巫女として仕え、この里を甦らせたいと決意する。そんな雪荷を伊布夜は捜し続けて……?(裏表紙より)

面白かった! 日本神話と、和風ファンタジーならではの設定や言葉が好きな自分としてはうはうはでした。やっぱり、普通の女の子が、高貴な人に迎えにこられたり、誰かのために一生懸命になってその人に恋をしたり、というのは、ときめきだなあ!
病弱ですぐに喘息や貧血を起こしてしまう雪荷。己の力を持て余し乱暴に振る舞う炬。ぎすぎすするかもと思った組み合わせは、雪荷が大人だったおかげで、とてもうまいことおさまったなあと思いました。里で暮らすふたりの、穏やかで平和な日々に、すごく心が和みました。平和なのに、毎日のことが楽しくて、嬉しくて、温かく見守っていました。
炬の正体はなんとなく分かっていましたが、彼がどんどん成長し、感情を知り、神として立派になっていく、物語全体を見通してみる過程が、嬉しくて、悲しくて切なくて。しかし、当て馬だった伊布夜は、最後の最後でいい勝ちをさらっていったので、なんだこいつ! 好き! ってなって悔しいです。
最後はちょっとあっさり謎が解けてしまったので、ちょっと残念な気もしつつ、やっぱりすごく好きな話だなあとしみじみするのでした。面白かったです。
トッカン―特別国税徴収官― (ハヤカワ文庫JA)
税金滞納者を取り立てる皆の嫌われ者、徴収官。なかでも特に悪質な事案を扱うのが特別国税徴収官(略してトッカン)である。東京国税局京橋地区税務署に所属する新米徴収官ぐー子は、鬼上司・鏡特官の下、今日も滞納者の取り立てに奔走中。カフェの二重帳簿疑惑や銀座クラブの罠に立ち向かいつつ、人間の生活と欲望い直結した税金について学んでいく。仕事人たちに明日への希望の火を灯す税務署エンタメシリーズ第1弾!(裏表紙より)

ぐさぐさっと刺さる。中盤からの展開に息ができなくなる……。明るいお仕事ものかと思ったら、この仕事はなんだ、と何度も立ち止まったり、考えたり、間違いを突きつけられたりして、ちょっとしんどかったです。いやでも、ちゃんと前を向いて、頑張ろうとして、救われてくれるんですけどね!
しかし最後の恋愛模様はなんだ! ちょっと笑ってしまったぞ! 二巻では進んでるのかなあ。気になる。
翼は碧空を翔けて〈3〉 (C・NOVELSファンタジア)
終戦、そして父王の崩御——社交や結婚話、王宮でのいつもの暮らしは戻ってもアンジェラの心に碧空は戻らない。憂い顔の彼女に兄フランツが提案したのはエグバードへの留学だった。かの地を見て学び、そして外交の助けとなって欲しい。兄の思いに、久しぶりに気持ちが高まるアンジェラ。一方、セシルは飛行船平和利用のために奔走しており……。シリーズ堂々の大団円!(裏表紙より)

終戦後、王女として政務に励むアンジェラ。反戦運動に身を投じたランディに、それは違うんじゃない? と言えるのは、アンジェラが明らかに成長した証だと感じられてとても嬉しかったです。それでもアンジェラらしさが全然なくなっていないことも、よかったなあ!
そして、王道なロマンス! 新聞記者に追われるのはロマン! そして、飛行船でやってくるのもロマン! そこで可愛くない言葉を交わし合ってしまうセシルとアンジェラに、もだもだしました。分かりきってる間柄ならではのやりとりですね!
最初はアンジェラの子どもっぽさがだめかもなーと思いましたが、ちゃんと成長してくれてよかった。ロマンスの気配も途中まで薄かったですが、三巻では盛りだくさんだったので楽しかったー。
翼は碧空を翔けて〈2〉 (C・NOVELSファンタジア み 1-18)
戦況は緊迫……ついにエグバード軍の飛行船が爆撃を開始した。戦地に赴いた兄・フランツに代わり、ロートリンゲン王国の王女として”高貴なる者の義務”を果たそうとするアンジェラは、国防婦人団の団長を務め、戦地を慰問する。一方、飛行船を軍に提供し、軍人たちを家に招くセシル。彼に反発し、反戦運動に身を投じるランディ——戦火が引き裂いた三人の運命は。(裏表紙より)

アンジェラがみるみる王族として成長していく中で、この巻はランディの言動が辛い……。セシルの言うことは最もなんだから、何故そこで思考停止してしまうのかなあとじりじりする。言うばっかりならなんでもできるよね……と我が身に照らしても思う。ランディも三巻で成長してくれたらいいな。
三巻で最終巻。戦後が描かれる。三人が再会した時、それぞれどんな風になっているのか。楽しみ。
精霊の歌う夜―サンク・ヴェリテの恋人たち (コバルト文庫)
シャロンは、リアンクール公爵ラウールの婚約者だが、なりたて貴族のため、彼の臣下に認めてもらえずにいる。それでも、精霊祭で一緒に踊ってくれるというラウールの言葉を信じ、彼女は堪えてきた。それなのに、彼は急にローランスへ行くことになったと、シャロンとの約束を破るのだ。その仕打ちに激昂した彼女は、ラウールと口論した挙句、その勢いのまま館を飛び出していってしまい…!?(裏表紙より)

「翠緑の森の騎士」の続編。すみません、ブローデルのシリーズは翠緑しか読んでないのであれなんですけど、やっぱりこの二人はすれ違ったかー……と笑
しかし、ヒーローの臣下が悪口叩く時、ヒーローやヒロインがそれを払拭するために頑張ろうとするんですが、シャロンはいっつも等身大で、やっぱり無力な女の子なんだなあ。ラウールがんばれ。まじがんばれ。
センス・オブ・ワンダー
神秘さや不思議さに目を見はる感性=センス・オブ・ワンダー。作者のレイチェル・カーソンが過ごした夏のある土地の、ささやかな風景と出来事についての覚え書きのようなもの。ここから何かを感じ取るのが、きっとセンス・オブ・ワンダーに通じるのではないかなー、という一冊。
短いので、もっと膨らましてほしかったな(作者の構想にはあったらしいから)と思いました。『沈黙の春』も機会があったら読んでみたい。
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Author:月子
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