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読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
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女修行 (講談社文庫)
女を忘れて20代の日々を仕事に費やし、ある日ふと「素敵な大人の女性」にはほど遠い自分に気付いた著者が一念発起。食事のマナーやメイク法、護身術、社交界デビューから介護に至るまで、大人の女性に必要なすべてを体験取材! 2年をかけて学んだ22のレッスン。さあ、貴女も一緒に女を磨き抜きましょう。(裏表紙より)

体験エッセイです。女磨きものを読んでいるのは、別に自分がしたいからではなく、読みやすくて面白そうなエッセイ、作家さんで選ぶと、そういうものを無意識にチョイスしているからです。
中身の体裁は、桜庭一樹読書日記みたいな。下段に注釈や写真が入ってるやつ。
インタビューから実践まで、お仕事紹介みたいな内容でもあって、丁寧な文体なのにちょっと卑屈に皮肉ってる感じが面白い……。
個人的に外資系OLになる回が面白かった。何故、そのチョイス! いやでも確かに気になるけど! 恋愛小説でオフィスものがたくさん出ているせいでかなり気になってた! 注釈がいちいち面白いです。
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華葬伝  ~Flower Requiem~ 下 (角川ビーンズ文庫)
輪廻の失われた世界で、残虐な幽鬼と必死に戦う「義人」の幽冥。最後の砦、贄人・繭の純粋さにふれ、命をかけて彼を守ろうとするが、神の復活を望む人々との間に衝突がうまれる。さらに、巧妙に仕掛けられた罠に仲間の義人たちがはめられていく。自分のなくした記憶こそが世界を護る鍵を握ると気づいた幽冥は——!?「——今度は、どうか私の手を放さないで」
台湾から日本初上陸!! 四百年の時を越えた純愛ファンタジー!(裏表紙より)

とてもいいファンタジーでした。こういう話、あんまり読んだことがないから楽しかった。私が読むと独特だと感じるんだけど、これは台湾だと一般的なファンタジー観なのかなあというのが気になる。
神と世界を書く、という印象で、登場人物たちの内心がさらっと触れられているだけだったのが残念だったのですが、それでもなんとなくそれぞれのことが想像できる設定で、上手いなあと思う。なので、上巻から打って変わって、下巻で義人たちのことに触れられはじめて、「これは、最終決戦で一人ずつ消えていくやつか……」と思ったら案の定でしたよ! 辛いわ!
だから後半の展開は、熱く、悲しく、そしてとてもいい終幕に繋がっていたと思います。こういう終わり方好きだー。同じことを繰り返すだけかもしれないけれど、何かが違う、という形で、歩んでいくひとたちが好きです。輪廻が失われた世界で、巡ったものがある、というのがいいよなあ。
面白かったです。私これ好きです。
華葬伝  ~Flower Requiem~ 上 (角川ビーンズ文庫)
四百年前、人々が神を殺したため、輪廻が失われ幽鬼がはびこる世界。記憶をなくした少女・幽冥は「義人」のひとりに選ばれる。その宿命は、この世を護る贄人・繭のために命尽きるまで戦うこと。他の義人たちと戦うなか、記憶に刻まれた自分を呼ぶ声に悩まされる幽冥だったが、神の復活を望む人々が反乱を起こし——!?「——来世でも、あなたに会いにいくよ」
ついに上陸! 第1回台湾角川ライトノベル大賞《金賞》受賞作!!(裏表紙より)

東風ファンタジー。専門用語が多いのとルビ振り単語の多さで、読み始めは難儀しましたが、後半になるにつれてするする読めるようになりました。
輪廻が失われた世界。贄人と呼ばれる神の復活に関わる存在の、最後の一人を守るために選ばれる五人の義人。その一人として選ばれている幽冥だったが過去の記憶を失っており、また選ばれて間もないことから、自分は仲間たちのお荷物だと感じていた。
神と人と輪廻を巡る物語の、わずかな部分を抜き出したようだなあ、と思いました。いや、確かに主人公が、選ばれて、悩んで、戦って、自分自身を探して、という話なんですけれども、読みながらかなり全体が大きく感じられて、ちょっとちぐはぐな印象を受けるんですよね。
上巻は後半になるにつれて、幽冥が段々覚醒しつつあるのがいいなあ。
玻璃の花籠 (レジーナブックス)
舞台は遠く深海に広がる「海底国」。竜王の側室を務めていた秋茜は、その座を退き「火の一族」の次期当主・雷史のもとへ嫁ぐことになる。しかし自分よりも年上の妻を疎ましく思う夫とは、顔も合わさぬすれ違いの日々。ある晩、ふらりと立ち寄った夜闇の花畑でふたりは初めて言葉を交わし……

絵巻のような海底世界で繰り広げられる恋愛ファンタジー。(カバー折り返しより)

内容紹介から、てっきりヒロイン視点かと思ったら、ヒーロー視点でびっくりしました。いやしかし、政略結婚を男側から読むのって面白いなあ。
年上で、しかも元側室の女性を娶った、火の一族の若き跡継ぎ、雷史の、傍若無人で自分勝手な態度から、どんどんヒロインを振り向かせたい、笑わせたいと願うようになる、切なさがね! しかし冒頭の態度が子どもっぽい上に、他の女性との関係も描かれてしまっているので、しょっぱなは評価が低くなってしまうのだった。ヒロインはヒロインで、幸せなのか何を考えているのか分からない感じが、もうもどかしい!
最後はなんだかんだで幸せそうで何よりでした。
宝塚(ヅカ)読本 (文春文庫)
羽根とスパンコールで舞台を彩り、どんな悲劇にも必ず楽しいフィナーレが。そんな健気で能天気なタカラヅカだからこそ、キビシイ時代を生きる私たちの元気の素になるのかも!? 観劇のお作法、歌劇団の仕組み、歴史、ファンの生態、チケットの入手法などなど、清く正しく美しいタカラヅカをのぞいてみたいアナタの疑問に答えます。(裏表紙より)

宝塚は一度見てみたい……でも話を漏れ聞くに未知の世界すぎてちょっと恐い……と思って、どんなものかと読んでみることに。
想像以上にラフだったけれど濃かったよ! 舞台がどういう感じなのかとか、劇団の中がどんな感じなのかとか、ちょっと主観入ってるような気もしますが、何も知らない身としては面白かったです!
夢の上 - サウガ城の六騎将 (C・NOVELSファンタジア)
サマーアにアライスという〈光〉が現れ、人々は希望を取り戻す。
だが、〈光〉を未だ目にすることのなかった時代、〈光〉が己の輝きの萌芽に気づく前、その姿はどう映っていたのだろう。

混沌とする〈未来〉を決して諦めなかった者たちがいた。
彼ら六人は時にアライスを支え見守り、救国軍の礎となる。
そのケナファ騎士団の六士隊長の軌跡を追った連作短編集。(裏表紙より)

夢の上シリーズ外伝。本編を三巻とも読んでいた方が分かりやすいし、おっと思うと思います。個性的な隊長たちが、何をもってそこにいるのか、という短編集。本編には大きく関わってきませんが、人の大事なもの、夢を追う物語が収められている。
イヴェトの話と、ラファスの話が好きだなあ。特に、未来を追うラファスの話がいい。アライスが関わってくると、ぐっと明るくなって、大きい物語を感じる。
最後のアーディンの話に! お前は! 最愛の人の娘とのフラグを立てるのかと! ……いや、穿ち過ぎかもしれませんが、でも確実に彼女はアーディンのこと好きでいるよね恋かはともかく。
楽しく読んだシリーズも、これでおしまいか……。もっと読みたいなあ。本当に面白かったです。
反逆の花嫁 (ルルル文庫)
父王の再婚で居場所をなくしたジークリンデは、神様の花嫁である〈聖剣の巫女〉となるべく聖地へ渡った。巫女仲間との日々は、王宮とは違い楽しく穏やかなものだったが、ディーハルトの登場により突然破られた。ディーハルトは、王国で謀反が起こり、ジークリンデは新しい王の息子である自分の婚約者になれと告げたのだ。強引な結婚は“悲劇の王女”の立場を利用するため? ジークリンデはディーハルトに絶対に心を許すまいと誓うが……!?(裏表紙より)

横柄巫女シリーズと同一世界観。横柄巫女の開始より約五十年くらい前の話なんだろうかと見当をつける。レグルス王国の王女ジークリンデと、彼女付きの貴族の娘カリンは、共に聖地に渡り、巫女として修行していたが、故国の革命によって呼び戻され、利用されることになる。
ジークリンデの腹黒さとディーハルトのあくどさを楽しむ話なので、横柄巫女のように宗教はがっつり絡んでこないのですが、王国内の陰謀はやっぱり込み入りつつも面白いなあと思います。鮎川はぎのさんは、そういう作中の世界情勢を楽しめる作家さんだなあ。
ジークリンデが、腹黒と言われつつも、しっかりした賢い姫君なのと、何より口調が男らしいのでとてもかっこよかった。自分の目的のために人を観察したり立ち回ったりするのは性格が悪いと感じてしまうこともあると思うのですが、彼女はそういうところが許される悪っぽさがありました。
面白かった。
そういえば、グリセルダも同一世界観なんですよね。なんとかして読んでみたい。
横柄巫女と宰相陛下 もっとふたりで (ルルル文庫)
宰相陛下に戻ったカノンと普通の女の子になったノトがいよいよ結婚。挙式を前に、二人のときめき生活が物語に! 怪しい占いに余命宣告をされたリリィがついにミー様に……!? 白の貴公子キルテが結婚を前にレノウとの愛を再認識する事件とは……!? スライとローロのラブっぷりも目が離せない! エリオとラメダの不思議な恋模様も必見! オールキャストの恋の行方がわかる、幸せ花嫁達の番外編!(裏表紙より)

最後の一冊は番外編。女子たちの恋の成就、つまりその後が描かれています。あー終わっちゃった……。でも、最後にべた甘なノトとカノンが見られてよかったー! カノンはやっぱり押せ押せな人だったか笑 はばかるところのない彼は非常にあまーいヒーローだったので、ごちそうさまでした。
一番びっくりしたのは、リリィ様ですよ! なんだかんだで勝ち組リリィ様。ミルンもすごいパワフルな奥さんをもらうことになって、運勢的には安泰でしょうか。彼ならリリィ様の起こす事件を上手く解決してくれそうです。
すごいあっさり人死にが出るし、すべての人たちが本当に幸せというわけではなく、身分や情勢の不安定さに揺らいでしまう弱い立場の人たちもいましたが、それぞれが支え合って、大事なものを見つけて、一緒に歩もうとする、いい物語だったと思います。
面白かった!
横柄巫女と宰相陛下 ずっとふたりで (ルルル文庫)
シリウス王国の存亡をかけた戦いに赴いたカノンのもとに、ノトの命が危ないという急報が届く。同時にこの戦いが女神ターラの陰謀であり、それを止められるのはカノンだけだと知らされる。神々と人間、それぞれの思惑が絡み合い、聖剣の巫女として、聖剣の王として、ノトとカノンに波乱の運命が待ち受ける! 怒涛の展開にどきどきの最終巻! そしてふたりの恋の行方は……!? リリィとエリオも大活躍。(裏表紙より)

女神ターラとの決着と、星神ポウレアとの対決。
すごかった。誰がって、リリィ様がすごかった! 別に改心もしていないしいつも通りなんだけど、そのまま突っ走って世界を一部救ってしまった。運の神様に恵まれてるんだな。少し前の巻から、エリオの改心の様子がありましたが、リリィとエリオが合わさると、どんな無茶でも通ってしまうからすごいなあ。おかげで、真面目で正直な人たちはぽかーんとしていますが、救われているところがあると思います。
というわけで、ノトとカノンはおめでとう。これまで関わった人たちが助けてくれるって展開はやっぱり熱い。
神様がとても深い形で関わっている世界の話でしたが、これから少しずつその手を離れていくのかな。それが楽しみのようであり、少し恐くもあるけれど。
とても面白かった。残りが外伝だけというのは寂しい。
横柄巫女と宰相陛下 聖なる檻 (ルルル文庫)
国王カノンの結婚式が行われる中、聖剣の巫女としてその幸せを願うノトだが、なんだか心が痛い。カノンへの想いを振り切りながら、懸命に誓いの儀を続けようとしたその時、賓客であるシュトルーフェの敏腕宰相の身にとんでもないことが!? 結婚式は中止、カノンは国王として難しい局面に! 一方ノトにも、聖剣の巫女としての試練が! そこには神々とシリウス(犬)の隠された因縁が絡んでいて……!? 恋と物語、急展開!(裏表紙より)

結婚式、開戦、神との戦いと、最終エピソードが怒濤のように押し寄せる。結婚式が粛々と進んでいくのでえっまじで結婚すんのって思いました。まあ、それをやってしまっては枚数が足りないので、急展開になるんですけれども。
カノンとノーラの幸せな未来、という言葉が出ても、すごく平然と読んでいたんですが、その幸福な未来が本当に書かれていて、自分でも想像以上にすごいショックで、めちゃくちゃ辛かった。
ファンタジー展開でうわーっていっているうちに、次巻へ続く。
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Author:月子
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