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読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
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各地に謎の宇宙船が飛来し、混乱する世界。言語学者のルイーズは、アメリカ軍大佐ウェバー、物理学者のイアンらとともに来訪者たちの目的を探る任務に就く。各国がやり取りを進める中、戦いを示唆する反応があったことで緊張感が一気に高まる。だがルイーズらの見解は異なり……。

想像以上に感動系で、上手いなあ、と唸りました。構成がすごい。小説でもできないことはないけれど映像だからこそのトリックですね。
すわ戦争かという緊張感が高まっている中で、ルイーズらが一生懸命に未知の生命体との交流を試みる展開は、周りに焦らされながらもルイーズが言語やコミュニケーションのことを慎重に、大事に考えているのが伝わる部分で、なんだかじんわりした。ヘプタポッドらがちゃんと反応してくれると嬉しいですね。
結末のことを思うと、ルイーズとイアンの選択はとても重くて切ない。未来がわかっていてもそれを選ぶか。何故それを選ぶのか? その答えの一つが多分これなんだろうなあ。よき作品でした。
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「松本清張賞」と「小学館文庫小説賞」をダブル受賞した平成のゆとり作家を自称する額賀澪が、担当編集とともにどうすれば本が売れるのか知るため、出版業界や近しいサービスに関わる人々に話を聞いていく。

作家となって本ができるまでの話。作家と編集者の関係。そして本が売れるためには何が必要なのか様々な人たちに話を聞くパート。そして得た答えを披露する最終章。
いやー……読んでいて身に沁みました。きついんだけれど現実なので、学ばせてもらうつもりで読みましたが、非常に大事な話が詰まっていました。創作における気構えはもちろんですが、まさかSEOの話が出て来るとは。2018年の本ですが、2021年現在も意外と大事だったりするのかな……?
「作者がドヤ顔してるかどうか」と語った三木一馬さんの話が面白かったです。実は、それは結構自信がある笑
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ロンドンから出帆し、波高き北海を三日も進んだあたりに浮かぶソロン諸島。その領主を父に持つアミーナはある日、放浪の旅を続ける騎士ファルク・フィッツジョンと、その従士の少年ニコラに出会う。ファルクはアミーナの父に、御身は恐るべき魔術の使い手である暗殺騎士に命を狙われている、と告げた……。
自然の要塞であったはずの島で暗殺騎士の魔術に斃れた父、〈走狗(ミニオン)〉候補の八人の容疑者、いずれ劣らぬ怪しげな傭兵たち、沈められた封印の鐘、鍵のかかった塔上の牢から忽然と消えた不死の青年――そして、甦った「呪われたデーン人」の襲来はいつ? 魔術や呪いが跋扈する世界の中で、「推理」の力は果たして真相に辿り着くことができるのか?
現在最も注目を集める俊英が新境地に挑んだ、魔術と剣と謎解きの巨編登場!(カバー折り返しより)

中世ヨーロッパ、魔術が息づく世界で、とある島で起こった殺人事件とその顛末。
ファンタジーとミステリーの融合、すごくいいですね! 思っていたより堅実な世界設定だったので便利な魔術の存在がどうトリックに繋がるのかどきどきしていたんですが、最後の最後に積み上げたものの形を見たとき、ああこの設定じゃなきゃ書かれなかった作品だな、と思いました。
アミーナとニコラの交流がとても微笑ましい。最後に独り立ちすることになったニコラは、まさしくこれから続く物語の「主人公」という感じ。アミーナも冷静で賢い娘で、この時代においては名もなき女でしかない彼女が語り手であるのは大きな意味があったと思います。つまりものすごく好みでした。
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誰にでも固有の人生があり、犯した罪はその生活の中から生まれる
裁判所では今日も、たくさんの事件が裁かれている。健全なビジネスマン生活を営む人からしてみたら、別世界の出来事のように感じられるかもしれない。でも、被告人席に座る彼らも、少し前まではあなたと同じ側にいて、ふとした邪神や油断、運命の悪戯によって犯罪に手を染めた人たちだとしたら……。「現在は無職」の被告人たちが起こした、悲喜こもごもの事件と、法廷で垣間見た話術や駆け引き
めくるめくビジネスマン裁判の世界へようこそ!
「まえがき」より(カバー折り返しより)

主に会社員の犯罪の裁判を傍聴した記録。裁判内容という前置きがあって、被告人の観察やその心理を探る後半パートが興味深くて面白かった。弁護人の説得力のある弁論や、被告人の反省を自分の言葉で語らせる手腕の話も面白かったなあ。それに前科のついた人間の生活の面倒を見ながら更生を見守ろうとする証人や、罪を償っても再就職が難しい人たちに向けた就職支援雑誌があることが知れたのが収穫でした。そういうケア、大事だと思います。
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イギリスでは、家は建築された時代、様式、どのように改装され、美しく保たれているかという観点で価値が決まる。そんなイギリス各地の家々をスケッチし、その魅力を探る本。

外観や内部のスケッチが綺麗で素敵。長く住まれてきた家、住人が大事に手を加えてきた家にすごく心を惹かれるので、たくさん見ることができて嬉しい。カラー刷りなのもとても豪華で嬉しい!
家の構造や特色についても軽く触れられているので色々と参考にできそう。
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元刑事で現在は犯罪心理学の分野に身を置いている高倉は、妻と愛犬とともに一軒家に引っ越した。だが周囲は近所付き合いができそうにもない家ばかり。そのうちの一つ、西野家の西野氏はどうにも言動がおかしい。高倉が仕事に奔走している間に、妻に魔の手がかかり……。

軽い気持ちで見始めたら思っていた以上にサスペンスでどきどきしました。俳優さんたちの演技がすごい。サイコパスの演技がもう怖い怖い。
事件が入り組んだ挙句、自分が知らないうちに家族に被害が及んでいるのはサスペンスというよりはホラーの領域かもしれない。薬物のせいとはいえ、操られる形で犯罪を幇助するのはなんかもう、どうしようもなくてうわー!! と思いました。
妻の康子が怒りながらミキサーを回すところ、ぐちゃぐちゃにする、混ぜ合わせる、騒音で耳をふさぐという描写だったのかな。あのシーンが一番怖かったかもしれない。
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進学時期の西根公輝は、ある日友人の二階堂とともにH大学の獣医学部から逃げ出したハスキー犬の子どもと、それを探していた漆原教授と出会う。ハスキー犬を貰い受けることになった公輝は、最終的にH大学の獣医学部に進学。個性的な教授たちや学部生、家では祖母と動物に囲まれ、公輝の日々は賑やかで騒がしい。

漫画原作。漫画がすごく好きだったんですがドラマ本放送時はなかなか見ることができなかったのでこの度再視聴。
ハムテルや菱沼さんの人物像がちょっと違うような気がしたものの、エピソードはやっぱり面白い。
あの頃はちゃんとわかっていなかった俳優さんたちの豪華さにひえーと思いました。ちょい役であの元女優さんとかあの子役さんなの??? とびっくりした。そういう驚きも含めて、楽しい再視聴でした。
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戦国時代、代々ヒラ忍者の家系に生まれた乱太郎は、一流の忍者を目指して忍術学園に入学する。一年は組に所属することになった乱太郎は、きり丸、しんベヱといったクラスメートたちとともに賑やかな学校生活を送るが、あることをきっかけにプロの忍者たちと対決しなければならなくなり……。

「忍たま乱太郎」の実写映画。子どもたちの可愛いこと! 楽しそうだなあ、とにこにこしてしまった。
子どもたちの無茶苦茶ぶりに大人たちが振り回されているのですが、アニメなどではそう目立っているように思えなかった教師陣も、実車となると迫力が増し、個性的すぎて二度見してしまう笑 特に見た目。こんな見た目で忍者なの……? みたいな。
しかし戸部先生はかっこいいな……。アニメでも結構好きだったんですが実車は役者さんの見た目もあってすごく好みでした。
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彩雲国。紅家の娘の紅秀麗は、貧乏な家のために報酬目的で後宮入りし、王の教育係となる。彼女の本当の夢は官吏となってこの国を支えることだったが、女の身では叶わない。だからせめてという思いもあった。この出会いをきっかけにぼんくら王を演じていた紫劉輝は政に関わるようになり、秀麗の夢はやがて実現へ向けて動き始める。

角川ビーンズ文庫の『彩雲国物語』シリーズのアニメ化。原作は二巻まで読んだはず。
思っていたよりアニメが長く、見終わるまで長期戦だなあと思っているところです。
秀麗が着実に役人として出世していくところが堅実で面白い。茶州での事件が大きく心を揺さぶってくるのが、実に少女小説……。朔洵はなんてずるいやつなんだろう! とハンカチを揉んでしまった。
第1シリーズ終盤では劉輝の顔つきがすっかり変わって大人に、そして王になっていて、嬉しいと同時にちょっと寂しい。でも秀麗はどんどん成長しているし、劉輝も力をつけて二人で並び立ってほしいな!
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書き物業を生業としている私は、読者から不思議な話を集め、物語として仕立てたものを発表している。これは、そのようにして集まった10の話。「残穢」のスプンオフ作品。

『鬼談百景』に収録されている怪談を10作品映像化。すべて監督が違うのだそうで、アンソロジー映画なんですね。
「残穢」の私がナレーションをしてくれるので、続き物感が出ていてとてもよかったし、語り口が淡々としているのに聴きやすくてすごくいいなあと思いました。でもこれを見てから「残穢」に行くと怖さましましだっただろうから、逆の順番で見てよかった……。
ありえないものに襲われたり、見たり、声を聞いたりと、不可解かつぞっとする展開ばかりなのでずっと見ていると救いがないとわかって恐怖に慣れてしまうんですが笑 しかしこういうものに遭遇して怪我をして血の色を見ることになると、恐怖感とはまた違い、悪意にさらされている気がしてぞっとします。
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Author:月子
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