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死神姫の再婚 -腹ぺこ道化と玩具の兵隊- (B’s‐LOG文庫)
死神妻と暴君夫、一風変わった新婚夫婦を訪れたのはアリシアの最初の嫁ぎ先、バスツール家の現当主・エリクス伯爵。切り出したのは妙なお願い事……。その少し前、いきなり屋敷に出現した少年のような少女・レネは『ふたりの夫婦生活を勉強したい』と無理難題を言い出してきた……。再び”おなかが痛く”なるアリシアをよそに、来訪者たちに眉をひそめるカシュヴァーン。そして、さらなる闖入者はルアークの兄という暗殺者で——!? 第9回えんため大賞ガールズ部門受賞作、圧巻の第3弾!!(裏表紙より)

ルアークの過去が垣間みれる話。井戸のルアークの話切ない。正直に「癇に障る」と言った彼に好感度が上がった。正直そういう時もあるよね、と人間っぽくて。「好きなんだ」という言葉も、小さな子どもみたいな叫びに聞こえて、切なかった。
レネがとても良いキャラ(新婚夫婦を焚き付ける意味で)。そして二人きりになると理性というか抑圧していたものが吹っ飛ぶカシュヴァーン。ばか、もっといちゃいちゃしろー! でも終章のあれはずがーんと恥ずかしかった……。アリシアはちょっとずつ前進してるみたいだけれど、後退するカシュヴァーンのばか。愛しい。
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