読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
乾王朝炯明帝は、男児を授からず苦悶の日々を送る。ある日、「満月の晩、星が流れた時に生まれた女子が、必ずや時代の皇帝を産む」と仙人から告げられる。
やがて、国中から集められた娘は十人——才色兼備の娘、それを妬む娘、母を案じて泣く娘、はたまた読書好きの娘等々。後宮では、皇帝の寵を競う物語が!
そしてもう一人、「竜」の宿命を負った娘がいた。
はたして、彼女達が辿る道程は幸福へと続くのか!?(裏表紙より)
皇帝の寵愛を受け男児を産む者として約束された者は一人。ヒーローは皇帝で良いとして、さて誰が正式なヒロインなんだろう、とわくわくして読んでいました。
冒頭の出来事で一人何も知らずに育った娘がいたので彼女かなと見当をつけていたのですが、新しいヒーロー的な男性が現れて、え!? となった。まさか、彼が本当の皇帝あるいは皇子で……という想像もしたのですが、後宮に現れる男性が皇帝で間違いないよね? と何がなんだか。皇太子と読書好き娘は仲がいいし、世間知らずで心優しい娘は寵姫になってるし、入れ替わりは起こるし。
そんなヒロインの数の中、オチのつけ方に、そうかなるほどそうだったか! と納得もしたのですが、冒頭の彼女に関しては突然過ぎた気もしました。でも面白かったので問題ナッシン。
雄飛の二人の話がちろっと出たので、そこにもきゅんとしました。
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