読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
アリシアとカシュヴァーンの間に設定された、ルアークの誕生日。盛大な誕生会を開催することになったライセン一家は、それぞれ個性溢れる祝いの品を用意するが……そこにやってきた、奇妙な誕生祝いとは!? また、ティルナードがセイグラムに隠れて外出をするあんな一日や、レネがバルロイから決別(?)するこんな大騒動など、これまで語られることのなかった五つの「絆」を紡ぐ短編集が登場! 死神妻と暴君夫、いつもとちょっとだけ違うおかしな夫婦の日常は、いつも以上に甘〜いラブが大増量!(裏表紙より)
いつにもましてにやにや巻でした。このシリーズも電車で読めない話だよな……(にやけてしまうから)
ルアークの物語、ティルの物語、エルティーナの物語、レネとバルロイの物語、そして夫婦の物語と、五つの短編が収録されています。どこかしら影のある死神姫シリーズの、その影の部分が結構見えた巻かな、と思いました。本編はアリシアの目から語られることが多いせいか、あんまり後ろを振り向かない印象があるので……。
ティルぼっちゃんが成長したことに目頭が熱くなります。見守るカシュヴァーンの目が優しいこと。セイグラムにも助けられていますが、ティルナードはいい男、になるにはまだまだ遠そうだなあとちょっと思ったりも。ティルが悪いわけではなくて、周りが怪物じみた手腕を持った人たちばかりなので、ティルはなかなか大変なのではないでしょうか。
エルティーナとジスカルドは、関係が変わったらいいな、と希望を抱いて本編を読みたいと思います。ライセン夫婦はらぶらぶでごちそうさまでした。
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