読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
シリーズ第4巻。私は一体なんなのかという問いに答えを得るものの、それはシェルタを更に混乱させるものだった。……という激動の四巻でした。シェルタがいろいろかわいそうなんですが!(´;ω;`) しかし、三巻までの「私は誰かに必要としてもらいたい」「認めてもらいたい」ということにある意味見返りというか、手応えが返ってくるようになったのはよかったなと思います。わけもわからず放り込まれて利用されるには、シェルタは賢い女の子だし、純粋すぎる。でもやっぱり悲しいんですけれども……。
誰もが持っていて当然のはずの家族愛のありかをようやく確認したシェルタが、それ以上に切実なまでに、痛切に誰かに求められていると実感できればいいなあ! カルフとソティラスまじがんばれ。
ヒーロー二人組は相変わらず仲が良さそうでにやにやしました。この二人が仲良くしてるだけでご飯三杯くらいいけるんですがほんともえるんですがどうしたら!!(机バァン!)共同戦線を張りつつも譲らない感がとてもよいです。
あとがきによるとそろそろクライマックスだそうなので、全五巻くらいで終わるんでしょうか。巨大生物との戦いがあったらいいなーとわくわくしつつ(それは『白竜の花嫁』シリーズの特権かな?)、続きを楽しみにしています。
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