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ベリーカルテットの事件簿 薔薇と毒薬とチョコレート (コバルト文庫)
19世紀・イギリス。有名執事の娘シャロンは、新人メイドとして貴族のお屋敷に勤めることになった。勤め先は、カルヴァート家の別邸——ベリーカルテット。ところがシャロンが屋敷に到着すると、滞在していた女性が遺書をのこして亡くなっていた!? カルヴァート家次男で美貌の作家・ロイと、新人メイド・シャロンの推理が冴え渡る! 謎が謎を呼ぶヴィクトリアン・メイド・ミステリー!(裏表紙より)

19世紀イギリスのメイドと坊々作家のミステリー。これはいいなあ! ホームズとかクリスティみたいな雰囲気がある気がする。あっさりめなんだけれど、ちゃんと謎解き。ミステリーにしては心理的な要因があると思うのですが、軽く読めて面白かったです。あとがきに一作目とあるので、多分続きが出るのだろう。シャノンがちょっと淡々としすぎていますが、その彼女がすごいという父親はどんなのか知りたいです。
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