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いつか猫になる日まで―SFコメディ (集英社文庫―コバルトシリーズ 75A) いつか猫になる日まで (コバルト文庫)
わたしの名は桃子。あさみ、和馬、利明に送られて帰る途中、公園にUFOが落ちるのを目撃した。UFOは宇宙船だった。中からは誰も出てこない。翌日、美姫、誠も加わって調査にのりだした。宇宙船からは宇宙人が出てきて、六人を船内へ招いた。宇宙人たちは戦争の最中、敗れて地球へ避難したのだという。が、宇宙人たちを驚かせたのは、あさみが精神感応を持ってることだった……。(カバー折り返しより)

私が読んだのは集英社文庫コバルトシリーズの版。久しぶりに新井素子作品を読んだら、面白くたまらなくてびっくりした。
神様らしきものが生命の争いを何らかの形で見守っているらしい宇宙。とある宇宙人たちが地球を戦場にしているらしいと知った桃子たちは、宇宙船を乗っ取り、自分たちで戦うことにした。ESPの持ち主や、何らかの才能に秀でた六人は、実は……という。わー少女小説でSFだー! と嬉々としてしまった。
みんなでわーっと騒いで、でもちょっと寂しい気持ちが漂っていたりして、面白かった。
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