読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
編集者としてバリバリ仕事をこなす山田陽子。一人息子の陽介が小学校に入学し、少しは手が離れて楽になるかと思ったら——とんでもない! PTA、学童保育所父母会、自治会役員……次々と降りかかる「お勤め」に振り回される毎日が始まった。小学生の親になるって、こんなに大変だったの!? 笑って泣けて、元気が湧いてくる。ワーキングマザーの奮闘を描く、痛快子育てエンターテインメント。(裏表紙より)
バリキャリの母親が、PTAに「それって変じゃないの?」と声をあげることから始まるお話。PTAに喧嘩を売りまくるだけかと思ったら、きちんとこなすところはこなすのが面白かったです。嫌だやりたくない、だけじゃなくて、陽子も母親として少しずつ柔軟になっていくところがいいなあ。
メディアに躍るようなここが変だよPTAという話じゃなく、きちんと考えて役割をこなしている保護者の人たちへのリスペクトや、こうなったらいいのにという結末だったり、周囲と摩擦を起こさないよう気をつけている人たちを否定しない内容で、なんだか最後はほっとしました。
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