読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
青色巫女見習いとして、忙しい毎日を送るマインに朗報が届く。母親が妊娠したのだ。生まれてくる赤ん坊への贈り物として、絵本作りを開始する。一方、神殿内では慣れないことばかりで、自由に動けない。巫女としての教養を身につけさせられたり、新しい側仕えの管理に追われたり……。孤児院長しての仕事も山積みだ。
相変わらずの虚弱な体も何のその、本への愛情を武器に全力疾走を続けるマインが、念願の一冊を手にする時、貴族世界への扉が開き、物語は急展開へ突入してゆく!
近付く冬を前に、風雲急を告げるビブリア・ファンタジー!書き下ろし番外編×2本収録!(カバー折り返しより)
絵本づくりと見習いたちと新展開の伏線、かな。
本づくりはついに木版画に。そして初めての本が完成。このシーン、めちゃくちゃ感動しました。本ができるってこんなに大変で、それを愛して、形にできたことってすごく尊くて幸せなことだと思いました。マインに手を貸して道具を作ったり作業したり絵を描いたりした人たちもいたからこそ、こうやって本ができたんだよな。
マインの人生としては、騎士団と関わりを持ったっぽいので、またえらい人に目をつけられそうだなという予感を覚えつつ。
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