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ノアがデ・コスタ家を裏切った。当主のエミリオも爆弾事件に巻き込まれ、組織は崩壊寸前! ロザベラはノアへの思いを断ち切ろうと、ダリオのプロポーズを受ける。しかしロザベラとダリオの婚約をきっかけに、敵対組織アリスタ・ファミリーとの全面戦争が秘密裏に計画されていて!? 「デ・コスタの女」として生きることを決心したロザベラが、家族を守るために取った選択とは!? それぞれの運命が交差する、激動のシリーズ完結巻!(裏表紙より)
シリーズ五巻目、完結巻。面白かったー! いいなあ、悪女として生きる、弱くて震えているけれどしたたかな女の子! 悪事に手を染めた瞬間に官能的になる一巻目からロザベラの可愛さや強さは目覚ましかったですが、家族のために、と立ち上がる姿は、最終巻にふさわしいヒロインの立ち姿だったと思います。
三巻くらいからダリオダリオと感想を書きましたが、こうして最後に辿り着くとやっぱりノアでよかったかな。ダリオは本当に変わったし、ばかわいくなって、ちゃんと守りたいものを間違えない子でした。エミリオは一貫していけない大人でしたが、彼なりに大事なものを守ろうとした挙げ句の悪事なので、もしかしたら対立する未来があるかもしれないけれど、ロージーの今後に期待という感じでしょうか。
ラストよかったかわいかった! 未来の家族のことまで大事にすることができるのが、これからのデ・コスタの女だ。
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