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星へ行く船―ロマンチックSF (集英社文庫―コバルトシリーズ 75B)
あたし、森村あゆみ、十九歳。ちょっとした事情なんてのがあって、今、現在進行形で家出のまっ最中。家を捨てるついでに地球まで捨てる覚悟で乗った宇宙船の中で、密航者には出喰わすし、旅行者のミスで男と同室にしなきゃならなくなるし、あげくの果てに殺し屋さんにまで狙われちゃって……。一体全体どうなっちゃったんだ、あたしの家出は!! そして今度出てきたのは王様だって……もう!(カバー折り返しより)

あらすじを読まずに読み始めて、あれっめずらしいな……と思ってからふと、まさか、と思ってカバーを見ると……ネタバレはやめてください! と思いました。せっかくちょっとの間騙されてたのに。
地球を家出してきた富裕層出身のあゆみ。他の星で生きていこうと船に乗ったはいいものの、チケットが重複して男と同室、しかも彼は密航者を伴っていた。何でも屋だという太一郎は、とある星の王位継承者……の身代わりを護衛している。そんな二人のどたばたSF。
かと思うと、もう一編は、SFらしい空恐ろしさを含んでいて、すごく面白かったです。
一人称って読みづらいときもあるのですが、新井素子さんの作品は読みやすくていいなあ。こういうの書いてみたい。
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