読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
暴力や介護放棄などによる高齢者虐待が問題化している。献身的な介護に努めてきた息子が老親に手を上げる、長引く介護に疲れ果てたお年寄りが配偶者を殺める、といった事件もしばしば報道される。適切なケアが期待される介護施設で虐待が横行している事実も看過できない。誰もが安心して老いを迎えるため、いま何が必要か。家庭や施設における虐待の実情を明らかにし、虐待防止に向けた国内外の取り組みを報告する。(カバー折り返しより)
2004年7月の発行なんですけど、書いてあることは全然古くなくて、むしろここから発展しているものもあったり、そのままになって改善されていないこともあったり、という感じかと思いました。先日読んだ『あなたの大切な人を寝たきりにさせないための介護の基本』という本が非常に面白かったのですが、この『高齢者虐待』に書かれている、オムツをせずにお手洗いに自分で行けるように、というのはその基本の一つ。根強く改善を、介護を考える人たちが進んでいる証拠か、と感じました。
十年前のこの本は読んだので、今はどうなのか知りたいな。調べてみようか。
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