坂口恭平氏が書き記した日記をまとめた一冊。
私、わりとどんな本でも仲良くできるんですが、今回はだめでした。すっごく疲れた……。躁鬱日記と銘打っているように、文章もテンポも揺れがあって、読んでいると非常に疲れました。しかし、躁鬱の人の波や、どういう感覚で生きているのかを想像しやすい一冊でした。
毎日気分の波に乗って、波を制御する機関が存在しない状態で生きるのって、非常に疲れるししんどいだろうなあ。すっごく針が振れるというか、針が振れる範囲に死ぬことがあるならあっさり死んでしまうことができるんだろうなあとか。
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