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ジェネラル・ルージュの凱旋(上) (宝島社文庫)ジェネラル・ルージュの凱旋(下) (宝島社文庫)
『チーム・バチスタの栄光』『ナイチンゲールの沈黙』でおなじみ海堂尊が贈る、大人気〈田口・白鳥シリーズ〉みたび登場! 伝説の歌姫が東城大学医学部付属病院に緊急入院した頃、不定愁訴外来担当の田口公平の元には匿名の告発文書が届いていた。“将軍(ジェネラル)”の異名をとる、救命救急センター部長の速水晃一が特定業者と癒着しているという。高階病院長から依頼を受けた田口は調査に乗り出す。(上巻・裏表紙より)

『ナイチンゲールの沈黙』で起こっていたもう一つの事件。ナイチンゲールが妙に薄かったのでなんでかなーと思っていたら、事件が重なっていたのか! こちらは、病院内の派閥、人間関係、および各人の思惑が絡みあう複雑な物語。面白かった! ナイチンゲールでちょっとだけ消化不良だったけれど、これは会議のやり取りが白熱して面白かった。ナイチンゲールが桜宮市の物語だとしたら、ルージュは東城大付属病院の物語でしたね。
上巻はやっぱり白鳥はおらず、加納警視正もいない。けれど病院内の派閥が、みんな狸ばっかり……笑 田口はやっぱり巻き込まれて傍観者。と思っているのは本人と私くらいなのかな。
沼田助教授のいやらしいやり方にはうー! と唸ったし、速水の颯爽としたやり方にはほれぼれしたし、最後においしいところを押さえてくれた田口に拍手喝采! と爽快でした。姫宮ってどんな人だったかなーと思っていたら、えらく肝の座った、すっとぼけた女性で楽しかったですし、とても登場人物がいろいろでどこから切り取っても面白いなあ。
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