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民俗学研究室の愁いある調査 その男、怪異喰らいにつき (富士見L文庫)
 民俗学のフィールドワーク中に“呪われて”しまった大学院生・名鳥歩。彼の周囲では不可思議な研究室荒らしや、動物の亡骸が散らばる事件が続く。
 身に危険が迫った名鳥に、教授が紹介したのは“怪異喰らい”と呼ばれる謎の美青年・朽木田千影だった。
 常に不機嫌そうな朽木田と脳天気な名鳥のふたりは、福井のある農村の風習を手がかりに“呪い”の秘密に迫っていくのだが……。
 謎が明らかになる一方、「怪異喰らい」となった千影の哀しい過去を知ってしまった名鳥は——?(裏表紙より)

ポジティブかつ人の懐に入るのが上手い犬のような青年と、懐かない気位の高い猫みたいな風変わりな青年。二人で怪異に立ち向かうホラー系あやかしもの?
ホラー系っていってしまうのは完全に祟っているからです。ほっこりするのは名鳥の懐っこさや根っこにある純粋さやお人好しの部分、あと朽木田との交流で、あとはもう、人死にが出ている時点でめちゃくちゃやばい。勝負を挑むとか怖すぎる。運良く勝ったけど本当なら絶対負けていたよな……。
名鳥はいったい何者なんだろうという別の恐ろしさに触れずに終わったのでまた怖かった。面白かったです。
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Author:月子
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