読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
祖父の家の蔵で血のついた古い碁盤を見つけた進藤ヒカルは、その日から平安時代の天才棋士・藤原佐為に取り憑かれ、囲碁を打つようになる。佐為の代わりにただ打つだけで、囲碁のことを何も知らないヒカルだったが、やがて塔矢アキラをはじめとしたライバルたちと出会い、導かれるように高みへと上っていく……。
本放送時かぶりつきで見ていたものを一気に見ました。時代を感じつつも、この作品がブームになるのがわかるサクセスストーリーでした。わかりやすくて、苦しくて、熱い。負けたり悩んだりを繰り返しながら、確実に上へと登って行くヒカルを見るのがすごく楽しかったし、佐為の存在がまたよかった。
すれ違い、ときには険悪な感じで距離ができたヒカルとアキラが、最終話では喧嘩のできる友達になっていてすごく微笑ましかった。この感慨は当時では感じられなかっただろうなあ。すごく、いいなあ、楽しみだなあと少年たちの前途を祈る気持ちは大人にならないと抱きにくい気がするので。
面白かったです。
PR