読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
「君たち、世界を変えてみたくはないか?」
オチコボレ男子高に通い、死んだような毎日を送っていた「僕たち」は生物教師ドクター・モローの言葉で突如生き返り、世界を変えるために行動を開始する。その方法は——難攻不落のお嬢様女子高の学園祭に潜入してナンパをすること! 果たして「僕たち」の潜入作戦は成功するのだろうか!? 革命的おバカストーリーが炸裂する、ザ・ゾンビーズ・シリーズ第1弾!(裏表紙より)
生まれや立場が、社会的に弱かったり、恵まれなかったりする男子高校生たちが、周りからは落ちこぼれと見られながらも、仲間とともにそれぞれに革命を起こす話。
無理だと言われることを実現してやろう、と馬鹿をやりながら狡猾に、賢く、事件を解決する。こういう立場の人たちがたくさん出てくる話って、ともすると感想がすごく偉そうになってしまう気がするので難しいのですが、なんだろう、社会的には弱いから、精神的にも身体的にも強くたくましくなるのは当然なんだけど、読んでてすごく不思議な心地よさがあるんですよね。強さがうらやましくもあり、かけがえのない仲間を得ている彼らがまぶしかったり。
からっと書かれているけれど、死に向き合っているところもあって、面白かった。
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