読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
“薔薇の騎士”と讃えられる青年・ケネス。彼は困窮するエストランジュを、領主として少しでも豊かにしようと努力していた。周囲からの結婚の勧めをはぐらかし、持参金目当ての結婚もする気のない彼だったが、旅先で賢いアベーハと呼ばれる少女と出会う。彼女の輝く黒髪に目を奪われたケネスは、けれどロザモンドという名の少女が調合した媚薬によって“結婚の罠”にかけられてしまい…!?(裏表紙より)
罠にかけられ、お互いの名誉を守るために結婚することになってしまった、美貌の騎士ケネスと、薬師と商才を持つロザモンド。貧困に喘ぐケネスの領地エストランジュを守るために奮闘する夫婦の物語。
面白かったー! 商才のある女の子いいなあ! 賢いアベーハと呼ばれる、真っ直ぐな気性のロザモンド。人とうまくやっていけるコミュニケーション能力もあるし、よく気のつくいい子! 対してケネスの考え方、騎士としてとか自分のプライドが邪魔して、ちょっと器が小さく見えるのはヒーローとしては減点です。もうちょっと素直になって! というわけで、とにかくロザモンドが凛としてかっこいい物語でした。シリーズのようですが三巻で打ち切り……?
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