読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
近付く春。ローゼマインに下町組との別れを悲しんでいる暇はなかった。貴族院の一年生が終わり、やることはてんこ盛り。
ルッツと約束した本を増やすことはもちろん、春を寿ぐ宴ではエーレンフェストの政略として、ヴィルフリートとの婚約を発表。上位領地への対抗策を次々に繰り出す。
神官長との魔術具のインク作り、直轄地を魔力で満たす祈念式、ハルデンツェルでは図らずも古い儀式を蘇らせることに……。領地の発展を目指し、下町の大規模な整備まで実施する中、他領の暗躍も活発になっていく。
雪解けに祝福を! 領地に繁栄を! 春の訪れに華やぐビブリア・ファンタジー!
書き下ろしSS×2本、椎名優描き下ろし「四コマ漫画」収録!(カバー折り返しより)
引き続きエーレンフェストでの話。婚約発表と春を呼ぶ儀式などの行事を経て、次なるお話への準備段階という印象。いろんな人があちこちで気づきを得たり、鍛えられたりしていて、貴族院の次の年度がとても楽しみ。
しかしこの巻、わりと平穏なので今後にやってくるであろう波が怖いな……。
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