読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
ウクライナのオペラハウスでテロ事件が発生、特殊部隊の一人であった名もなき男(主人公)は敵側に捕らえられ、秘密を守り抜くために持たされていた毒薬で自殺を図る。だがそれはこれから始まる作戦のための試験だった。合格した彼は第三次世界大戦を防ぐために未来からやってくる敵と戦うことになる。ミッションのキーワードは「TENET」。
公開中なので続きから。
公開中なので続きから。
事前にさらっと考察を読んでいた(けれどほぼ忘れていた)のですがおかげ、めっっっっっちゃくちゃ面白かったです!
巡行と逆行を描くという試みが素晴らしい。複雑な物語なのですが解説を読んだり二回目を見たりして理解できているとめちゃくちゃ上手く、面白く作ってあるなあと感動しました。
名もなき男の巻き込まれ感、何も知らないままで進む物語への「これはこの先どうなるんだろう」という没入感が、最後にぱっと離れる感覚というか、この感覚がすごく相反する巡行と逆行の感覚だなあ、と思ったんですよねえ。
すべてを綺麗に説明してくれる作品ではないので、キャットはセイターの船から飛び降りた女のことをどう思ってたの、とか、結局画家は? とか、誰がどこまで知ってたんだろうとか、謎が残るのがもぞもぞするんですがそれはそれでどうなんだろうと想像するのが面白い。
そしてともかく、ニール……! なんかお前いい感じだなと思ってたけど、ニール! なんと、なんという……。彼の動きを見るためだめに二回目が見たいですね……。
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