読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
戦時中のグラース国に転移した須山一樹は、年下の少年、ルーナ・ホーネルトと恋に落ちた。しかし、長かった戦争が終わった夜、気がつくと日本に帰っていた。それから十か月後、何の因果か、カズキは再び異世界にいた。だがそこは、敵対関係にあったブルドゥス国の王都。しかも、自分が消えた夜から十年が経過していた。行き場のないカズキは、偶然出会った少女リリィが経営する娼館で下働きとして過ごすことになる。二度目の異世界生活に慣れてきたある日、カズキはこの十年で名が知れ渡った「黒曜」という存在を知る。それは、終戦の夜に消えた異世界人の自分が、終戦の女神だと担ぎ上げられたものだった―。(Amazonより)
二度目の異世界召喚。言語が通じないため、珍妙な言葉遣いと奇声をあげるヒロイン。このカズキの一人称が、もうめちゃくちゃおかしい。何度も笑わされてしまった。
そんな明るさに隠されているんだけれども、せっかく思いを通じ併せた人と突然引き離され、戻ってこられたと思ったら十年後の世界。どれだけ不安で押しつぶされそうだっただろう。そしてルーナもどんなに苦しかっただろう。その苦しさはカズキの無茶苦茶な言動とそれに振り回される人々のツッコミで台無しなんですが笑
二度目というわりにカズキにあんまりこの世界の知識がないので、どういう状況なのかほとんどわからない……。がんばれルーナ。がんばれアリス。周りの人たち!
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