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雪媛が貴妃として皇宮に入ってから半年、皇帝・碧成は体調を崩しがちになっていた。実は雪媛が碧成を殺そうと毒を盛っているのだが、碧成は飲むと一時的に体調が上向くことから雪媛が煎じる薬を飲み続け、神女としての名声は高まるばかり。一方、碧成の娘を産み、後宮を掌握していた寵姫・芙蓉の影響力は健在だった。芙蓉のもとには、雪媛を忌々しく思う者達が集まり…?(Amazonより)

誰の話が始まったんだろうと思ったら、そういうことか……という、中華風後宮もの。
巻き戻り要素は少なめで、皇后と寵妃と雪媛の立ち位置の再確認と、今後のための地固めの第2巻という印象。でもまさか記憶喪失になるとは思わなかった。
自らの望むものを手に入れるために動きながら、彼女の慈悲の心が失われていないのが良いと思うと同時にすごく不安だ。そのせいで取り返しのつかないことになりそうなんだよなあ……というのを青嘉も感じているんだろうなあ……。
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Author:月子
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