読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
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小さな虫の動きも逃さず捉えて感動できる「虫眼の人」養老孟司と、日本を代表する「アニメ(眼)の人」宮崎駿が、宮崎作品を通して自然と人間のことを考え、若者や子供への思いを語る。自分を好きになろう、人間を好きになろう、自然と生きるものすべてを好きになろうという前向きで感動的な言葉の数々は、時代に流されがちな私たちの胸に真摯に響く。カラーイラスト多数掲載。(裏表紙より)
2002年7月に発行されたものの文庫。時期的には「千と千尋の神隠し」が公開されて、そろそろ「猫の恩返し」が封切られるかという頃でしょうか。
インタビューですが内容はほとんど人と子どもと暮らしについて。話の最初は作品について入るのですが、内容は本当に、好き勝手に話してるなあというもの。
ここで子どもに寄り添う作品をという話や、本の最初に収録されているカラーイラストをもとにしたのが「崖の上のポニョ」なのかもしれないとも考えました。
時代とともに人の暮らしが変わるし、価値観も変わって、思い通りに伝わらないことを残念に? 歯痒く? うまい言い方がわからないけれど、もどかしく思っているのかななどと考えていた。
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