読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
女王ネフィシカのもとでの軟禁状態が続くカリエだったが、過去の恐怖を乗り越えてザカリア神殿に出かけ、信者の中に入り込みながら、ひそかに脱出の機会をうかがいはじめる。一方、崩壊の危機が続く帝国では、ユリ・スカナから戻った皇后グラーシカが、生死の境から復活した皇帝ドーンとの再会をようやく果たすが、彼の口から出たのは意外な言葉だった…! 大河サバイバル・ファンタジー!(カバー折り返しより)
さあ、カリエも動くぞ! という巻でしたが……物語が動くにしても、これは! これは……!(言葉にならない)。イーダル殿下ぁぁああああ……!
そうだよなー。バンディーカ女王の影がそれぞれの心に闇として宿ったなら、確かに例外はないんだけど。これは、きつい。だからこそ、カリエの活躍に期待する! カリエが自分の言葉を違えることなく、彼を助けにいく瞬間を。だって、グラーシカやいろんな人に「彼女はこういうひとだ」と信じてもらえるようになってるんだから。
そして私はルトヴィア皇帝夫妻にもえたよね……。グラーシカ、生真面目で優しい人だとは分かっていたけれど、もっと活き活きして、かつすごいヒロインに。「そろそろ私に惚れたか?」って、惚れましたー!!! と内心で絶叫しました。そしてドーン。ドーン!!! それだけに不安が、不安がああ。
これ本当に次で終わるのかなあ!? とどきどきしつつ、最終巻読みます。
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