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銀河英雄伝説〈VOL.2〉黎明篇(下) (徳間デュアル文庫)
難攻不落といわれた帝国の要塞、イゼルローンが陥落した。それはひとえに同盟軍の青年士官ヤン・ウェンリーの智略によるものであった。「魔術師ヤン」と讃える人々の声。しかし彼の心には、戦争への疑問と虚しさがつのるだけだった。やがて、高まる主戦派の声は、無謀きわまりない帝国領土への侵攻作戦にまで発展する。だが、フェザーン自治領の策謀により、すべての情報は帝国側に漏洩していた。待ち受けるラインハルト——ヤンに勝機はあるのか!?「ファイナル・バージョン/銀河英雄伝説」第2弾。(裏表紙より)

イゼルローン陥落から、皇帝フリードリヒ四世逝去まで。
帝国、同盟軍ときたら、自治領フェザーンもきた。そういえば三つ巴って言ってたわ……と思いながら、それっぽい悪役(しかも宗教組織だ……)が出てきておおっと思う。いいですねー王道ですねー。
ヤンへの好感度がぐんぐん上がる一方、野心家であるラインハルト、キルヒアイス組の今後が不安になってきます。オーベルシュタインが、絶対お前がなんかするんだろ! という怪しさで。信頼を置きすぎると、裏切られたときが辛いので、ラインハルトもキルヒアイスも大人になってください……。姉アンネローゼを戴いている二人を見ると、まだまだ少年なのかという若さが不安になる。
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