読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
男装の女王アイオリアI世の、愛妾の席がひとつ空いた。
さっそく栄誉ある後宮《花園》入りを賭け、国をあげての美女探しが始まり、お祭り好きの王様も政務を放りだして、みずからスカウトに出かけてしまった。ところがその旅先で愛妾候補として白羽の矢が立ったのは、王騎士ジャック=グレモロンの相棒、槍使いゲイリー=オリンザの娘で……!?
大人気、遠征王シリーズ第2弾!(裏表紙より)
薔薇の騎士を立てて愛妾を選ぶというのはとてもロマンチックなのに、そこにあるのは世界にある身分差や民族の迫害や、国家間の戦争だったりして、とても現実味があって、面白かった。面白いという表現はちょっと違うかもしれないけれど、生きているという感じがした。
かと思うとラストはものすごくシリアスで、まだまだ謎がありそうでわくわくする。シリアスとコメディのバランスすごいなあ。すごく楽しい。続きも読もう。
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