読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
デフレ不況もなんのその。イケメンのホストにハートを鷲掴みにされてしまった女王様。なんと1年間で1500万円もの大金をつぎ込んでホストクラブで放蕩三昧。その上、若さと美貌という幻想の果実を追い求め、プチ整形の虜となってしまう。ホスト、整形……、女王様が欲しいモノは、ホントに金で買えるのか!? 解説・石井政之(裏表紙より)
ホストとプチ整形につぎ込む巻。お金の話があんまり出てこなくなってきているけれど、かなりの金額を使っているんだろうなあ。副題の「ショッピングの女王」のショッピングというのは、多額のお金で何かを得ようとする中村さんの象徴的な言葉になっているのだなあと思う。
欲というのをつくづく思い知らされるようになってきた。悪あがき。自分でない何かになりたいということ。
この巻でマツコ・デラックスの話がちらっとあっておおーと思う。このエッセイ(文庫版)の刊行は2004年12月の話である。マツコ・デラックスがよくテレビで見かけるようになったということは、中村さんの言っていた「異形の福神」というのが受け入れ始められたということなのかな。
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