読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
物語を書くのが趣味の貧乏貴族の娘アニアは、従兄のティムの紹介で王宮仕えをすることになった。王太子リシャールの無愛想(?)な態度に戸惑いつつも、書庫に籠もるほどの本好きの王女リザとは意気投合する。リザの婚約者との初顔合わせの舞踏会を目前にしたある日、婚約者の愚かな振る舞いに、リザが激怒する。アニアとリザは舞踏会で彼を懲らしめようと企むが、その裏では別の陰謀が蠢いていて……? 冒険活劇あり、殿方とのロマンスあり、宮廷ガールズ・ストーリー開幕!!(裏表紙より)
元宰相だったが王宮を追われた祖父を持つアニアは、放蕩を繰り返す家族に疎まれ、玉の輿に乗るよう期待されている。唯一の味方だった従兄のティムの紹介で王女が結婚するまでの女官として採用されたことで、それぞれの運命が回り始める……という王宮ロマンス。最高! 最高でしかない!
賢く優秀だったために家族に疎まれ、見限ることもできずにいるアニアが、王宮で味方を得ながら、ある不思議な助力もあってめきめきと頭角を現す展開や、王女との友情、淡いロマンスの気配と、本当によかった。膂力がなければ知恵を使って反撃、それこそよ!!
しかしアニアに宿っている記憶、これは後々種明かしがあるのかなあ。理由がすごく気になる。
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