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読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
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舟を編む
玄武書房辞書編集部。新辞書『大渡海』の刊行を目指し、荒木はとある冴えない風貌の男「まじめ」を営業部から引き抜く。まじめは言語に関する変わり者だったが、みるみる辞書編集の能力をしめしていく。荒木、まじめ、西岡、佐々木、岸辺、そして松木先生。言葉を愛する者たちの辞書作成クロニクル。

面白かった! 本当にみんな変人ばかりだけど、仕事をに誇りを持っているってかっこいい! 自分のやりがい、できること、折れたり悩んだり不安になったりするけれど、一つの大きなことを達成していくことは仕事をする上での大きな喜びなのだな。
たくさんの人たちが次の世代にバトンを渡していくという話なのですが、それが作中にも登場する「言葉は生き物」という言葉ではとどめきれない、時間というものと合わさって、読んでいると切ないような嬉しいような気持ちになって、とてもいいお話でした。
本そのものの仕掛けもあって、楽しい一冊でした。カバーの下をちゃんとめくるんだ!
しかし三浦さんの本は、本当に、中年からお年寄りな男性がかっこいいし、かわいいよなあ……とジジ好きにはたまりません。
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