忍者ブログ
読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
[1619]  [1618]  [1617]  [1616]  [1615]  [1614]  [1613]  [1612]  [1611]  [1610]  [1609
精霊宮の宝珠 (コバルト文庫)
 月の精霊宮に住むフィラーンは『月の乙女たち』のひとり。月の司である精霊の女王の末娘。銀の髪、菫色の瞳の美しい少女だ。
 月が消える新月の夜、この聖なる宮殿に賊が忍ひこんだ。男は草原の民ジルク族のオランザ。彼は神宝の『月光珠』を盗んだばかりか、フィラーンの唇まで奪って逃げたのだ!
 人間界におりてスルフェと名を変えた少女は、盗まれた宝珠を捜す旅に出た……。(カバー折り返しより)

中編という印象の短めの話。穢されたために聖なる力を奪われ、元の立場に戻るべく、男を殺さなければならない、という人魚姫のようなストーリー。草原で、遊牧民で、という状況なのに、もうちょっとスルフェがいじめられるとかちやほやされるとかいう展開が見たかったよ! しかし、終始悲愴で切ない空気があって、好みでした。
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
Profile
Author:月子
読んだものやら見たものやらの記録
Search
Calender
10 2024/11 12
S M T W T F S
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
Archive
Shopping
Analyzer
Counter
忍者ブログ [PR]