読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
サアラは退屈だった。コルドン伯爵家へ嫁いで2か月、夫のジェイクに恋したサアラは、やや一方的な新婚生活を心から満喫していた――10日前までは。仕事で領地を離れたジェイクに、サアラの機嫌は日に日に悪くなり……ついに領地を飛び出して!? 一方、首切り魔の幽霊を捕縛しに来たジェイクは、傍にいないサアラが何故か気にかかり? 「どうやら私はきみが好きらしい」暴走する花嫁と恋を自覚した夫の、予測不能な夫婦関係の行方は!?(裏表紙より)
今までにない真っ黒な性格のヒロインと、何を考えているのかいまいち分からない墓守伯爵の、幽霊と結婚生活の話の第二巻。サアラが相変わらずで何よりです。ここまでよく動く子だと話がくるくるして楽しいなあ!
今回はコルドンの領地を離れ、幽霊を捕縛する話。なのでショタでツンデレ要員のエリオスの影は薄いですが、夫婦! 夫婦の交流がなんてかわいいのだろう!!
突然のハグとか、二人で一つのベッドに寝転がってるのとか、本当にきゅんきゅんしました。ジェイクのキャラが好きなんです。あんまり表情が出ないくせに、結構色々考えていたり頭がよかったり強かったりするところがもうほんと好き……!
サアラとアシェリーゼが仲良しなのもすごく好きです。この信頼できる女友達感(実際は嫁と姑だ)。
首切り魔幽霊事件の真相は、ミミもレニーも切なく感じられました。結末は、サアラとジェイク、この二人じゃないとこの結論は出せないかなあ、と思う。確かにサアラの中では幽霊なんて些細なものなのだなと思いました。
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