読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
父親の命令でルナリアが嫁ぐことになった相手は、冷酷な暴君と恐れられる伯爵ヴォイド。天文学が大好きなルナリアは研究が続けられなくなることを悲しむが、ヴォイドは意外にも妻の学問を許すという。夢を応援してくれた!と感激するルナリアはヴォイドを「優しい旦那様」と呼び、主人に怯える館の使用人たちを驚かせるが、ヴォイドもまた自分を怖がらず笑顔をみせるルナリアに困惑して…!? とびきり甘い新婚ラブロマンス!(裏表紙より)
闇が深い!!!!! と全力で叫んでしまった。
天然お嬢様が暴君旦那様と恋に落ちていちゃいちゃする話、かと思って読み進めて行くと、虐待(性的なもの含む)と心的外傷に至る設定がぼーん! と投入され、これ……これよくルルル文庫で書いたな……!? と思わずにはいられませんでした。メレディアの闇が深すぎて、よくルナリアはちょっとずれただけで済んだなという。
思わずその部分に全部の感想を持って行かれそうになるんですが、ほわほわして可愛らしいちょっと変わり者のヒロインと、冷徹な暴君で非道なヒーローの交流はとても可愛らしく、どきどきしました。
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