読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
「私を、助けてくれないか?」
16歳の誕生日を機に、城外で働くことを決めた王城の侍女見習いメリッサ。それは後々、正式な王城の侍女になって、憧れの竜騎士隊長ヒューバードと大好きな竜達の傍で働くためだった。ところが突然、隊長が退役すると知ってしまって!? 目標を失ったメリッサは、困惑していたけれど、ある日、隊長から意外なお願いをされて——。竜の集まる辺境伯領の領主になった隊長のお役に立つのなら、竜達の接待と恋人役、お引き受けいたします!
堅物騎士と竜好き侍女のラブファンタジー。(裏表紙より)
竜がいる世界のお話。竜と竜騎士の設定や日常的な習慣の描写が細かくて、おおー面白い! と思いました。こういう一見些細なところが丁寧なのすごく好き。
勤労がごく当たり前の価値観だからか、メリッサがとても身近に感じられてすごく応援したくなる。竜が好き! という生き物が好きという感覚がとても素直で、健やかな主人公だなあと思いました。
ヒューバートのちょっと疲れてる感というか、次男っぽさも楽しかった笑 案外抜けているというか完璧じゃないところに好感を持ちました。使用人たちに支えられつつ、彼らを普通に頼っているところがよかった。
PR