読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
20年前に死んだ恋人の夢に怯えていたN放送プロデューサが殺害された。犯行時響いた炸裂音は一つ、だが遺体には二つの弾痕。番組出演のためテレビ局にいた小鳥遊練無は、事件の核心に位置するアイドルの少女と行方不明に……。繊細な心の揺らぎと、瀬在丸紅子の論理的な推理が際立つ、Vシリーズ第4作!(裏表紙より)
東京のテレビ局までやってきた一行はそこで殺人事件に行きあう。
「私はだれ?」というお話だったのかなあ。テレビにまつわる人たちが、自分でない何かを「かぶる」というのに絡めてあるのか。Vシリーズは結構はちゃめちゃになるイメージがあったのですが、久しぶりに読んだからか、この巻がおとなしかったのか、静かだった気がします。その分、合間に挿入される犯人の独白が、読み終わった後非常に不気味でぞくっとしました。
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