読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
最近よく見かける「LGBT」という言葉。メディアなどでも取り上げられ、この言葉からレズビアン、ゲイの当事者を思い浮かべる人も増えている。しかし、それはセクシュアルマイノリティのほんの一握りの姿に過ぎない。バイセクシュアルやトランスジェンダーについてはほとんど言及されず、それらの言葉ではくくることができない性のかたちがあることも見逃されている。「LGBT」を手掛かりとして、多様な性のありかたを知る方法を学ぶための一冊。(Amazonより)
LGBT、クィア・スタディーズのための基礎的知識を解説する本。読み解くための準備というか、きちんと理解してから論じるために、歴史的な面や諸国での動きの概略を説明してくれていて、知らないところもあり、なるほどなあと思いました。
すごくわかりやすいと思ったしどきっとしたのが、「偏見がない」「差別しない」といって乱暴な善意を示す人間は理解する気を失っているという指摘。どうすれば相手を傷つけずに済むだろう? と考えることが重要。確かにその通りで、相手のことを考えて無知でない自分でいたいな……と思ったのでした。
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