読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
二度目の人生は愛しの皇帝陛下と離婚したい!
なのに彼の溺愛の手が緩むことはなくて…。
敗戦国の王女エトワールは、戦勝国の皇帝アルフレートに嫁ぐことに。結婚初日、うたた寝から目覚めると、エトワールは一度目の人生の記憶を取り戻していた。それは、彼に愛されることで二人とも破滅する未来で…。彼を愛した感情も蘇り、今世では彼だけでも破滅回避させることを決意!離婚すれば彼を巻き込むこともなくなると考えたエトワールは、どうにかして彼と仲良くならないように奮闘する——が、アルフレートはなにかとエトワールに接近してきて…!「生きている限り君を大切にしたい」彼のために愛されたくないと思うのに、果て無い溺愛を注がれ続け…。
離婚したい皇妃×一途な冷酷皇帝、両片想いの政略結婚。(裏表紙より)
身重の状態で反乱を起こした貴族の人質となり、結果、自身も子どもも、夫も命を落としたエトワール。だが次の目覚めたとき、その夫との結婚初夜の日に巻き戻っていることに気付く。
ループ要素はありますが一回だけ。反乱が起こったときに自身を助けにこないよう、アルフレートと距離を置こうと決めたエトワールが「その日」までに起こる災害を未然に防ぎつつ、自身も逃れようと少しずつ手を打っていく。
エピソードが足りなかったんだろうなあという感じで、二度目の反乱が描かれる終盤はいきなり話が畳まれ始めたの残念。アルフレートと距離を取ろうにも中途半端なままだったので、もうちょっとじりじりした駆け引きが見たかったなあ。離れなきゃいけないのにどうしても動いてしまう、みたいな。
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