読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
OL時代に貯めた200万円を携えいざ東京へ。イラストレーターになる夢に近づいたり離れたり、高級レストランに思いきって出かけ初めての味にドギマギしたり、ふと老後が不安になり相談窓口に駆け込んだり。そして父から毎年届く御中元に切なくなる。東京暮らしの悲喜交々を綴るエッセイ集。「故郷は捨てたのではなく保存した」などの川柳付き。(裏表紙より)
『すーちゃん』などの漫画でおなじみ、益田ミリさんのエッセイ。この空気感、心地いい……。そして感じるひたひたとした寂しさ。おひとりさまでもいいけれど、やっぱりちょっと、一人は寂しい。
益田さんのエッセイは、普段過ごしているうちに、心の隅でちらっと思うことをすくいあげているところがすごいなあ。似たようなこと、考えたことある、なんて読みながら思いました。
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