読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
幼い頃から人ならざるものを目にしてきた夏目貴志。天涯孤独の夏目は、人には見えないそれらを見るために気味悪がられ、親戚のもとを転々とする日々だった。心優しい藤原夫妻のもと、大妖だという斑ことニャンコ先生とともに、祖母レイコの遺品である「友人帳」を手にして妖と人と繋がっていく夏目だが、一方で妖怪たちを利用しようとする祓い屋たちと対立することもあり……。
祓い屋関係を交えつつ、ちょっとほっこりする妖たちとのいい話が多い印象の第5シーズン。
朱遠のエピソードに泣き、塔子さんと滋さんのカラスの話で泣き……やっぱり好きなエピソードには涙が溢れてしまいます。一生懸命なものには手を貸したくなる、優しい人たちを大切にしたいと思う、そんな夏目のことがもっと愛おしくなるんですよね。
ここまでくると夏目もだいぶ落ち着いたかなあという感じがしてくるな。いつも所在なさげに、ここにいていいんだろうか、と思っていた夏目が「守らなくちゃ」と走れるのはそこを居場所にしたいからだと思うんですよね。
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