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読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
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異世界召喚されたブラック企業勤めの佐野ユージはテイマーのスキル持ち。テイムしたスライムたちや他の魔物の力を駆使し、賢者の力を組み合わせることで、驚くべき無双ぶりを無自覚に発揮するようになる。それはやがて世界の命運を左右することにも繋がり……。

転生している男性主人公が無双する作品ばかり見ていると名前と設定が頭の中でごっちゃごちゃになる。
とにかくスライムたちが可愛い。癒される。ああいう一見無害そうな小さい魔物がいっぱいいると可愛いのだなと理解しました。
無気力な人物なので、だいぶ重要な世界の秘密に触れているのにそれを感じさせず、知識と能力を駆使して戦う姿はまさに主人公だなあと思いながら見ておりました。
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「PLUTO」
人間とロボットが共生するその時代で、多くの人に知られ慕われているロボットたちが次々に破壊される事件が発生。同時にロボットと深く関わる要人たちが次々に命を落とす。刑事ロボットのゲシヒトは調査を進めるにつれ、それが世界最高水準のロボットの誰かによるものと考えるようになる。だがロボットは決して人間を傷付けることはできないはずだった……。

「アトム」の物語をここまで骨太なサスペンスにできるのか! と驚く作品。ロボット、兵器、人間、命、感情、SFで描きたいものがここにあるという感じだったなあ。アトムをはじめとしたロボットたちの言動や、怒りや悲しみ、迷いを見ながら、人間ってロボットって、と考えてしまう。
「嘘をつく」だったり「記憶のありか」というのを繰り返し描いて印象付けているのがとにかくいい。子どもの記憶を消去して、けれど消しきれなかったゲシヒトや、ウランの嘘によって救われるヘレナ。偽りの記憶をもって行動していたアブラーだったり、二つの心に引き裂かれるプルートゥだったり。悲しい結末に向けて積み重ねられていくものが本当によくって、とても面白かった。
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少し未来の時代、芝浜高校に通う浅草みどりはアニメに魅せられ、制作を志す女子高生。中学からの同級生の金森さやかと、同級生で読者モデルの有名人である水崎ツバメとともに映像研を立ち上げ、それぞれの特技を武器、時々弱みとしながら、最強の世界を作ろうと走り始める。

2050年代ながら昔の言い回しが流行っていたり、それが流行しているの? という小物だったりが溢れて、ちょっと懐かしいような雰囲気が感じられる、女子高生たちの部活もの。
アニメを作るという面白さ、難しさ、積み上げられてきた技術が披露されて、おおっと思うところも多くて面白い。制作にまつわるリアルさに対して、キャラクターが振り切れているのも楽しい。アニメの興味はないけれど現場を回して利益を出そうとする金森がめちゃくちゃ好きです。こういう人もいなければアニメは完成されないんだよなあ。
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今日もVRMMO「NewWorld Online」で、ギルド・楓の木は活躍中。ゲーム内はイベントが開催されたり、新階層が実装されたり、ますます賑わっている。大規模イベントに参加する楓たちだが、すっかり有名になったギルド・楓の木に他の大規模ギルドやプレイヤーたちも対抗心を燃やしていて……。

メイプルが活躍するので、自分たちも頑張らねば、とギルドメンバーたちが各々ゲームを楽しみながらさらなるスキルを手に入れるシーズンって感じかな? ゲームが楽しそうな一方、運営さんたちはとても頭が痛いという状況が個人的に好きなので、運営さんたちに焦点が当たった話が見てみたいなー。
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友人の理沙に誘われてVRMMOをプレイすることにした楓。理沙がすぐにプレイ開始できないという状況で、単独でゲームの世界に足を踏み入れた楓は、初心者ゆえにお約束を知らず、痛いのが嫌という理由で、大盾で、スキルを防御力に極振りしてしまう。ゲームを続けるのは難しいと思いきや、様々な幸運に恵まれ、ついには無敵の防御力とレアスキル持ちになっていき……。

初心者らしいビギナーズラックと、天然な性格を発揮して、超有名プレイヤーとなっていく主人公と、それぞれに特化した能力を持つ仲間たち、ライバルプレイヤーたちと楽しくゲームをするお話。
ここまでレアスキル持ちになると嫌味になりそうですが、楓の性格のおかげかそういう印象は薄まっている感じ。いやそれにしても上手くいきすぎじゃないかと思わないでもないんですが、ゲーム内にはちゃんとゲームが上手いランカーやギルドがあるので、そのうち負けたり困難にぶつかったりしてほしいなあと思います。
「悪魔くん」(Netflix)
怪異の調査を行う千年王国研究所、半悪魔のメフィスト3世と天才少年悪魔くんこと埋れ木一郎は悪魔に関連すると思われる事件を持ち込む相談者と出会う。偉大な父親の影に反発しながらも、二人は互いを相棒として夢に向かって戦っていく。

新しい悪魔くんの養父は初代、という、世代を変えた新作。いやあおしゃれだなあ! 一つ一つのカットや色彩が、ちょっと怖いお話であることをしっかり表現しつつ、どこを見ても様になるって感じ。
この世に人として交われないと思いながら、孤独であることを受け入れる悪魔くんと、それでも人と関わっていようとするメフィスト。相反する二人の凸凹コンビは話が進むにつれて愛おしくなってくる。うまくいっていないように見えて、向こうがいないと困る、特に悪魔くんが、というところ、バディものの美味しいところでにやにやしちゃう。
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何をするにもだるくてやる気のない田中。いつも彼の世話を焼いている友人の太田。頑張らない彼らと同級生たちの、のんびり楽しい青春コメディ。

学校内を移動するのも、授業を受けるのも、何もかも面倒だなあ……とぼんやり思っている田中と、それにツッコミを入れながら世話を焼いてくれるオカン的な太田のコンビと、同級生や家族など個性的な面々が登場するゆるゆるっとした作品。
田中くんはまったくやる気がないわけじゃなくて、考えていることを伝えたり、ちょっと頑張ってみたりと、根はいい子だというのがちゃんと伝わってくるのがいい。誰かのやる気を削いだりしないし悪くも言わない、そんな彼をみんなが受け入れてくれている、本当に優しい世界の話だったな。なんだろう疲れていたんだろうか、めちゃくちゃほわほわーっとして、すごく癒されました。
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平賀=キートン・太一は冴えない考古学者、大手保険会社ロイズの保険調査員、そしてSASのサバイバル教官だった過去を持つ男。頭脳明晰で人当たりもよく、戦闘技術にも長けている彼は世界各国を飛び回りながら、大学講師として生活する手段を模索していたが、数々の事件に遭遇してしまい……。

おおよそ一話完結の事件解決もの。戦争であったりマフィアであったり、世界的に色々なものが大きく揺れ動いて変わりつつある時代の話。
見た目のせいで侮られがち、けれど実力を備えた大人の男性が結果的にチートする、という昨今の作品に近しい内容だなあなんて思いました。というか、昔からこういう作品が大人の読者に好まれていたのが近年若い世代もそうなってきたという話か?
いかにもな設定だなあと思うのは、キートンがバツイチで、けれど元妻にまだ気持ちがあり、実の娘はよくできた子で……というところ。優秀な探偵はやっぱりバツイチだよなと思いました。
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少年時代、UFOを目撃した南波六太と弟の日々人は「一緒に宇宙飛行士になろう」と誓い合い、その十九年後、夢を叶える。だが月へ行くことになったのは弟の日々人だけで、兄の六太は自動車関連の企業に勤めていたが上司に頭突きをしたことでクビになってしまっていた。だがこれが、六太が宇宙飛行士になるチャンスに繋がった。運がないと思いながら、積み重ねてきた多くのものと独特の魅力で、六太は宇宙を目指す。

実写映画と、アニメ映画の0を視聴済み。
なんだこの号泣しまくりの作品は!? という連続で、中盤くらいからだいぶ泣きましたね……。宇宙を目指す、宇宙に憧れる多くの人たちが少しずつ縒り合わせてきたものを繋ぐ作品だよなあ……。次へ、次へ、と思いを渡していく作品に弱いんだよお……。
冴えない見た目に設定されていながら、六太がただすごくて。トランペットを吹くことにしたエピソードで「これが一番音が出にくい」と言ったこととか、物づくりに対する姿勢、気恥ずかしさから言葉に出せないけれどちゃんと相手を信じている姿勢、そういうものが完璧に備わった主人公だと思います。こんなん夢託したくなるでしょ! って感じで。
登場する人たちがそれぞれ魅力的で、何の変哲もない生活に嫌気がさしながら目指すものが見つかった途端に見えるものが変わるケンジであったり、引きこもりの弟を案じてその失敗と決意をもって自分の夢に挑む新田だったり、南波兄弟をずっと見ていたJAXAの星加だったりシャロンだったり、思い出すだけで涙腺が。
何より随所随所で宇宙飛行士たちを助け、日々人の窮地を救ったブライアンのことを思うと泣けて泣けて仕方がなかった。本当に偉大な人だ。宇宙飛行士たちの輝ける星、象徴みたいな人だ。
アニメは99話、六太がキャプコムとして動き始めた頃で終わっています。この後だいぶ話が進んでいるんだよな!? うおおお続きが知りたーい!!
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人間とモンスターが共存する世界では、互いの存在を繋ぎ、モンスターを癒す癒術士の存在が欠かせずにいる。そんな癒術士見習いの少年ユウは、小さな瓶に詰まった謎の少女メルクが何者なのかという謎を解くために旅立つ。しかしユウは無気力な性格な上、モンスター恐怖症で……。

ソシャゲのアニメ化。この辺りの話はちゃんとゲームでプレイしたものだったので懐かしく見ました。初期イベントの中でもストーリーが神がかっていて感動しましたよねえ。
私は少数民族の国の「紅き禍つ星と優焔の煌宗」に登場する長ユージアと妻リュンリーの夫婦にすっ転んだ人なんですが、シナリオの関係上、リュンリーさんが絡まなかったのでめちゃくちゃ残念でした……。
そのせいなのか、めちゃくちゃぐっときたのが「歌楽壇の王と鳥籠のディーヴァ」。歌を失ったディーヴァと、彼女のために輝ける舞台になった新ディーヴァの二人の、上手く素直になれないもだもだな関係が、歌を取り戻すまでのストーリーと合わせてドラマティックですごくよかった!
そしてやっぱり最後に来るよね、な神ストーリーと当時話題になったと記憶している「飛べない天使と万祈の聖翼」。成長したユウが、外の世界を知らない、望むことができないでいるオルトスの手を引いて、勇気を出して飛び出していく友情ストーリー、改めて触れてみても涙が出ました。空を飛ぶシーン、本当によかったなあ……。
放送時は放送局の関係かで見ることができなかったので、今回見ることができてよかった。
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Author:月子
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