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読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
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高校三年生の鳴神陽太はある日全能の神を名乗る少女、ひなと出会う。幼なじみの伊座並杏子への片思いを見破られたことから、恋を成就するため、ひなの手を借りる陽太。それはやがて陽太の家族や杏子、友人知人との楽しい毎日に繋がっていく。だがひなの全能には秘密があり……。

こういうファンタジー感あふれる設定を出しておいて、青春やって原因は発達した科学であるという展開、とてもKeyっぽい。でも主人公が飄々としているわけではなく、突っ込み体質の、不器用な普通の少年だというところが目新しい感じがします。あと家族との関係が非常に良好で、結構出てくるところ。お父さん……笑
そういう温かくて優しくて眩しい世界の片隅である彼らの日々が、そんな世界の端の出来事なんて想像もしない権力者たちによって壊されてしまうやるせなさ。けれど出来る限りの力でなんとかしようともがく陽太の主人公らしさが嬉しい。家族や友人たちと一緒に、自分の望む未来を手に入れてほしいと切に願う。
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私立桜蘭学院、そこは上流階級の家柄の令息令嬢が通う学舎。そんな学校に特待生として入学した藤岡ハルヒは根っからの庶民。ある日「ホスト部」なる活動が行われているそこで、校内オークションに出品される予定だった高価な花瓶を割ってしまったことで、借金返済を求められた挙句、ホスト部の部員として活動することになる。こうして地味な格好に紛れていたものの実は女生徒であるハルヒと、部長の須王環をはじめ上流階級出身すぎる部員たちの、常識外れな学校生活が始まった。

原作は途中まで。「ホストクラブ」なるものが流行したことが遠い過去だな……と思いながら今回見ていました。
ハルヒに対していろんな人たちが恋愛感情の矢印を向けているところでアニメは終わり。しかし環が無自覚にしっかりハルヒを大事にしているところ、見ていて微笑ましいしきゅんきゅんするし、早く自覚して行動しろよー! とごろごろ床を転がってしまいました。ハルヒもなんだかんだ可愛い顔しちゃってるし!
アニメの描写が楽しくて、特に第一話を久しぶりに見て、ハルヒの事実に気付く演出が面白くて好きだったことを思い出しました。いいアニメ化だったんじゃないかな、なんていまなら思います。
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善、そして悪とは何か? 東京地検特捜部の検事・正崎は、ある事件を追う中で重要人物である曲世愛と出会う。同時期、東京には新域と呼ばれる独立自治体が成立し、『自殺法』なる自殺を認める法律が制定されようとしていた。日本のみならず世界中が善悪と自殺について意見を戦わせるようになるが、それを止めようとする者たちには数々の悲劇と策略が待ち受けていた。

答えの出ない問いに答えを出そうとする、その途方もなさ。それを利用した曲世愛という女の残虐な罠に次々に陥れられていく主人公たち。正義はどちらか、なんてどうしても言えなくなってしまうのがこの作品だな……と思いました。辛い。
しかし残酷で狂気的な曲世の行為に、ぎゃーっとなって、呼吸が苦しくなって、憎しみが募って、なんとかしたいなんとかしてほしいってはらはら続きを見ちゃうんだよなあ……。
それだけに最後はやるせない。死が悪いことなら、それを与えた自分は悪だし、悪だから死ぬしかなかった、ってことなのかな……。死ねるのは正義であったから、という悪魔みたいな証明だ。きつい。でも面白かった。
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とーとつですが、ここはエジプト神たちの世界。個性的な神様たちのゆるゆるーっとした日々のお話。

短編アニメ。キャラクターが好きでグッズは色々持っているんですが、アニメ……アニメか……と思いながら恐々見ました。
かわいいですね。色設定等々、原作に合わせたかわいい感じのまま。
ただ喋っているのがものすごく違和感……笑 喋らない方がイメージ通りかもしれないんですが、動きがかわいいのでよし。愛でます。
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真面目でしっかりものの女子高生・一花はある日駅で偶然とある会社員の男性を助ける。後にそれが親友の理緒の兄・亮だとわかるが、その言動は女癖が悪い最低なものでつい「気持ち悪い」と罵倒してしまう。顔立ちが整っていて優秀な亮はいままでにない女性からの反応に衝撃を受け、その瞬間から一花に狂おしい恋心を抱いてしまい……歳の差と一方的なアプローチに悩まされるこの恋の行方は?

本放送時は途中からだったので今回は最初から視聴。こんなにはっきり「気持ち悪い」って言うところのスタートだったのか……というのと、あまりの亮の最低さに笑っちゃった。そりゃ最終話近辺でお父さんにめちゃくちゃ言い合うわ。
最低からスタートする恋ですが、お互いよく頑張ったなと思います。ちゃんと大人している相手から思いやられると、そりゃ少しずつほだされるわあと微笑ましく見守りました。
この作品、一花役の方と理緒役の方のお声がめちゃくちゃ好きなんですよね。今後のご活躍が楽しみ。
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十六世紀、ルネサンス後期。芸術の都フィレンツェの下級貴族の娘アルテは芸術を愛し、絵を描くことを愛していた。応援してくれていた父が亡くなり、貴族の娘としての常識から逃れるため、アルテは家を飛び出して画家を目指し、偶然出会ったレオの弟子となる。だが女性で、貴族出身のアルテには様々な問題が振りかかり……。

その時代の常識や価値観に逆らい、貴族の娘ながら労働者として画家を目指すアルテの歴史もの。
真っ直ぐな気性と鈍感すぎるくらいの真面目さ、不器用さに、芯の強さを持つヒロイン、アルテが画家として、労働者として、自分自身で生きる道を得るために努力を重ねる姿に、交流を持った人々がどんどん好意を抱いて輪が大きくなっていく感じ、すごくいい。もちろん反発もあるしいろんな価値観があって受け入れにくいときもあるけれど、いろいろな人がいるという描写がいいよなあ。
後半のカタリーナとのエピソードがすごくよかったな。カタリーナも多くの困難が待っているだろうけれど、自分自身で生きる道が見つけられたらいいな。
通霊姫
可愛がられている妹に代わり、夜王に嫁ぐことになったのは、幼くして捨てられ、拾われた寺で術士として育てられた千雲兮。敵対勢力の娘であるがゆえに夫となる夜幽冥と激しくすれ違いながら、持ち前の行動力や機転で困難を乗り越えていく。だがこの地にはどうやら様々な秘密があるらしく……。

妹の身代わりに輿入れした、術者でもある少女・雲兮。王ゆえに傲慢で、しかしとある事件から心を閉ざしている幽冥。中華風後宮の内外で繰り広げられる少女小説的なファンタジーアニメ。なお第1シーズンでは話は終わりません。
OPへのツッコミは疲れるからなし。
機転がきくのに考えなしな雲兮の言動やギャグ顔が最初は子どもっぽすぎて「うっ」となったのですが、他の女性キャラクターからの意地悪や、皇帝や妹姫、実家の嫌な家族が絡むエピソードが始まると、そうそうこれこれ! とわくわくして見てしまっていました。
ヒーローが割と、別の女性と関係があるようなそうでないような? みたいなところがあるのでこれからのエピソードでなんとかなるのかなあ。
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大学進学を控えた遙は真琴とともに部屋を探しに東京へ……「運命のチョイス!」。卒業する凛と宗介にサプライズを計画する愛一郎と百太郎が贈ったものは?「秘湯のクーリングダウン!」。新級を前に新入部員獲得の作戦を練る渚、怜、江は助っ人を頼んで……「結束のバタフライ!」。海外留学する凛のため、サプライズパーティを企画する仲間たち「旅立ちのエターナルブルー!」。四つの短編作。

高校卒業と大学の間、第三期の前のお話たち。短いながらも「Free!」の楽しげかつ真面目で、友達思いの彼らがしっかり描かれていて楽しかった。
EDの謎コスプレの理由がちゃんと描かれた「結束のバタフライ!」。EDだから別物として顔のいい若者たちを楽しんで見ていたんですが、こういう理由付け大好きですね!笑
岩鳶メンバーが主体になる本編ですが、鮫柄メンバーが楽しそうだった「秘湯のクーリングダウン!」も楽しかったなあ。凛と宗介はこういう一生懸命な後輩たちをすごく微笑ましく思っているんだろうし、大事にしてやりたいなと思ってるんじゃないかな。なんか……よかったねえ……!(第一期第二期のツンツン具合を思い出しながら)
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大学に進学しそれぞれの形で水泳に関わる遙と真琴。遥は進学先で中学時代の友人の旭と再会し、かつてリレーを泳いだ仲間の郁弥も水泳を続けていると知る。一方、岩鳶高校の三年生に進級した渚と怜は新入部員を迎えていた。

高校水泳部の絆はそのまま、今度は中学時代の仲間との絆を結び直す第三期。新しい登場人物がみんなこじらせていて笑っちゃう。先輩、大先輩までライバルだのなんだのといちゃいちゃしている(語弊)の楽しいな!
第一期ではだいぶツンツンイライラしていた凛が、ここだとすっかり面倒見のいいお兄ちゃん先輩になっているのが、すごくときめきで。愛くんもだいぶ頼もしくなっているのが見ていて嬉しくて、成長っていいなあとしみじみしました。
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魔国連邦に娯楽がないと気付いたリムルはみんなが楽しめるものを、と考え相撲大会開催を提案する「HEY!尻!」。ふわふわのスライムボディを模したクッションを作りたいと考えたリムルは、材料を調達がてらみんなでピクニックへ行くが魔物に襲われる「Mの悲劇?」。教師としてシズの教え子たちと野外訓練に参加するリムルだが、思わぬ事件に見舞われる「リムルの華麗な教師生活」。アニメシリーズの外伝集。

最近はちょっと色々ばたばたしているリムルたちですが、これは完全に平和なOAD。相撲大会をやったり、ピクニックに行って魔物を助けて仲良くなったり、教師として子どもたちの成長を見届けたり。そして相変わらずチートである。
リムルが能力や知恵や人脈と駆使して、異世界の権力者たちと渡り合ったり戦って勝利する展開も好きなんですが、こういうのんびりしたエピソードもいいよなあ。長編シリーズの醍醐味感。はらはらどきどきも、のんびりほんわかも楽しめる。
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Author:月子
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