読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
大学に進学しそれぞれの形で水泳に関わる遙と真琴。遥は進学先で中学時代の友人の旭と再会し、かつてリレーを泳いだ仲間の郁弥も水泳を続けていると知る。一方、岩鳶高校の三年生に進級した渚と怜は新入部員を迎えていた。
高校水泳部の絆はそのまま、今度は中学時代の仲間との絆を結び直す第三期。新しい登場人物がみんなこじらせていて笑っちゃう。先輩、大先輩までライバルだのなんだのといちゃいちゃしている(語弊)の楽しいな!
第一期ではだいぶツンツンイライラしていた凛が、ここだとすっかり面倒見のいいお兄ちゃん先輩になっているのが、すごくときめきで。愛くんもだいぶ頼もしくなっているのが見ていて嬉しくて、成長っていいなあとしみじみしました。
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魔国連邦に娯楽がないと気付いたリムルはみんなが楽しめるものを、と考え相撲大会開催を提案する「HEY!尻!」。ふわふわのスライムボディを模したクッションを作りたいと考えたリムルは、材料を調達がてらみんなでピクニックへ行くが魔物に襲われる「Mの悲劇?」。教師としてシズの教え子たちと野外訓練に参加するリムルだが、思わぬ事件に見舞われる「リムルの華麗な教師生活」。アニメシリーズの外伝集。
最近はちょっと色々ばたばたしているリムルたちですが、これは完全に平和なOAD。相撲大会をやったり、ピクニックに行って魔物を助けて仲良くなったり、教師として子どもたちの成長を見届けたり。そして相変わらずチートである。
リムルが能力や知恵や人脈と駆使して、異世界の権力者たちと渡り合ったり戦って勝利する展開も好きなんですが、こういうのんびりしたエピソードもいいよなあ。長編シリーズの醍醐味感。はらはらどきどきも、のんびりほんわかも楽しめる。
新年度、岩鳶高校水泳部の面々は新入部員獲得を目指しながら次の大会を目指す。一方、凛が部長となった鮫柄高校水泳部には小学校時代の友人だった宗介が入部、また前部長だった御子柴の弟である百太郎が新しく加わった。そしてこの年、遥、真琴、凛、宗介は三年生であり、進路選択の時が迫っていた。
新しい一年が始まり、各々の絆が深まっていく。第一期は再会と出会いでしたが、第二期は別れと旅立ち。男子高校生たちのこの年も最高の夏という感じ、爽やかですごくよかった。また泳ぐシーンがなあ、美しいんだよなあ!
途中参加の面々もだんだん熱くなってくるところがいい。真剣に取り組んでいる人の近くにいると、すごく影響されるよなあ。自分ももっと、って思っていく描写に胸が熱くなるし、これが続いていくのが楽しみだ。
東京、池袋。西口公園、通称池袋ウエストゲートパークの近くで果物屋をしている真島誠は池袋に顔が利くため、この辺りで起こった事件やいざこざを解決する池袋のトラブルシューターとして知られている。だがこの池袋、カラーギャング、外国人、暴力団関係者にまつわる事件など騒ぎが絶えないところで……。
原作は数冊読みました。ドラマは未視聴。
アニメになるとこんな感じなのかと、見やすい内容や構成でとても面白く見ていました。
アニメになると各々のキャラクタービジュアルはこうなるのか、かっこいいなーとか、少年たちの抗争に大人が突っ込んできたりするの、世界が狭いように感じてすごく大きな物事として描かれるの面白いなーとか、原作を読んでだいぶ経っているせいもあると思うけれど映像になるとまた違った見え方になるのも発見でした。
生まれつき赤い髪を持つ少女・白雪は、その髪色の珍しさから故郷タンバルン王国のうつけ者の王子・ラジに「愛妾になれ」と言われ、逃亡する。逃亡中にたどり着いた森の家で、持ち主だというゼン、ミツヒデ、木々の三人に出会った白雪だったが、この出会いは白雪とゼン、そして隣国クラリネスの運命に大きく関わっていくものとなり……。
原作をずっと好きで追っている作品。最新刊まで読んでいるとこの頃の初々しさがものすごく懐かしい笑 みんなちゃんと成長しているなあ!
運命的に出会った白雪とゼン。この作品のすごくいいところは、白雪の健やかで颯爽とした言動と自分の得意なことやできることで周りを助けようと考えられるところ。ゼンはそんな白雪をただ愛するだけじゃなくて、お互いの立場を思いながら彼女の考えややりたいことを見守る姿勢でいること。「王子様」の身分がこんなにも二人の恋を難しくするのか……とじれったいときもあるんですが、王子様と恋をして結ばれてめでたしめでたし、にはならないところが他の作品の大きく違うところだと思うし、好きなんですよね!
キャンプを楽しむ本栖高校の生徒たち。野外活動サークルで大人数でのキャンプを楽しみ、同じキャンプ場で行き合った人と楽しんだり、初めてのソロキャンプに挑戦したり……。もちろん資金のためにバイトを頑張り、キャンプの新しい楽しみ方を模索する女子高生たちのゆるっとした日々のお話。
第2シーズン。色々なキャンプの楽しみ方を知り、新しいことをやってみようと思って行動を起こす彼女たちが眩しくて微笑ましい。こうやってお互いにゆるーっと影響し合うの、ありふれているのに奇跡的で見ていて楽しい。
キャンプでの楽しみを描く一方、危険や失敗もエピソードに盛り込まれていて、そうなのかと勉強になりますし、やってみたいなあなんてことも思う。そういうのを見守る大人たちや経験豊富なキャンパーたちもいいなあと思いました。
「ヴァンパイア・イン・ザ・ガーデン」
人類がヴァンパイアに敗れ、残されたごくわずかな人々が閉ざされた街で暮らす時代。ヴァンパイアの文化を愛しながら誰にもそれを告げられないでいる少女モモは、ある日ヴァンパイアの女王フィーネと出会う。ヴァンパイアながら人を愛おしむフィーネと思いを同じくしたモモは人間とヴァンパイアが暮らす『楽園』を目指そうと手を取り合って逃亡するが……。
異種族ものかつガールミーツガール、百合、二人きりの逃避行、冬と雪の世界という性癖打ち込みました! な全三話のアニメーション作品。
雪の世界を人間とヴァンパイアの少女たちが逃亡する、それだけでもうご飯が食べられる。しかも目指すのは楽園。もう悲劇的な予感しかしない! 最高!(語弊がある)また途中、一見楽園に見えてまったく違う、という街も出現してモモとフィーネの心を削いでくる展開がわかってるなー! という感じ。
だからできればもう少し長くお話を追っていたかったんですが、シリーズが短くて寂しかったです。
好みの作品でした。
人類がヴァンパイアに敗れ、残されたごくわずかな人々が閉ざされた街で暮らす時代。ヴァンパイアの文化を愛しながら誰にもそれを告げられないでいる少女モモは、ある日ヴァンパイアの女王フィーネと出会う。ヴァンパイアながら人を愛おしむフィーネと思いを同じくしたモモは人間とヴァンパイアが暮らす『楽園』を目指そうと手を取り合って逃亡するが……。
異種族ものかつガールミーツガール、百合、二人きりの逃避行、冬と雪の世界という性癖打ち込みました! な全三話のアニメーション作品。
雪の世界を人間とヴァンパイアの少女たちが逃亡する、それだけでもうご飯が食べられる。しかも目指すのは楽園。もう悲劇的な予感しかしない! 最高!(語弊がある)また途中、一見楽園に見えてまったく違う、という街も出現してモモとフィーネの心を削いでくる展開がわかってるなー! という感じ。
だからできればもう少し長くお話を追っていたかったんですが、シリーズが短くて寂しかったです。
好みの作品でした。
高校生らしからぬ体格と強面、身体能力や行動力に優れた正義感あふれる漢、剛田猛男。一本気で優しい性格でもある彼は同性に慕われながら異性から敬遠されがちで、告白しても連戦連敗。しかも好きになる女子はいつも一緒にいる幼なじみの砂川誠が好きだという展開になりがちだった。だがある日通学中の電車で痴漢の被害に遭っていた大和凛子を助けたことで、ついに猛漢に春がやってきた!
かーわーいーいー!! 真っ直ぐすぎて不器用、すれ違いがちな猛男と凛子の恋模様がにやにやきゅんきゅん。すれ違いすら可愛らしくてもだもだしました。凛子いい子! 猛男の本質を見抜く時点でいい女すぎるし、猛男の思いに「そんないい子じゃない」と自分の気持ちに自覚的なのもすごくよかった。そうだよねえ、好きなんだから次のステップに行きたいなって思うよねえ。
猛男とすなの関係もすごくよかった! ここまで救われたら一生助けるし友達でいようと思うよ! 一生物の友達、すごくいい。
最強最高の男ながら、過去のことでちょっと自己肯定感が低かった猛男が、恋をしたことでさらに一段上のいい男になる展開が本当に微笑ましくて楽しかったです。
七瀬遙、橘真琴、葉月渚、松岡凛の四人は小学校時代同じスイミングスクールに通っていた。凛はオリンピックを目指して留学し、四人は離れ離れになった。高校生になり、通ったいたスイミングスクールが取り壊されると聞いた三人はそこで帰国した凛に再会する。だが凛はまるで別人のように幼なじみたちにきつく当たる。何のために泳ぐのか? 青春を泳ぐ彼らの物語。
ばらばらになった幼なじみたちが水泳を通じてもう一度手をつなぐお話。この話がすごくいいと思ったのは、途中参加した怜が仲間外れにするなと怒って、あんたたちのうちの一人になりたいんだと事情を聞くところ。四人が五人になったっていうのが時間の流れや成長を感じて、すごくいいと思いました。怜は膠着しがちな四人に間違いなく突破口を与えてくれる子なんだよなあ。
ここからさらに彼らが成長していくのを見られると思うと楽しみだ。
記憶を失った状態で、人の考えていることが読めるバッジを手に目覚めたネク。周囲はまるで自分のことなど見えていないかのような状態で謎めいた敵に襲われるが、シキと名乗る少女に契約を迫られ、契約を交わしたことで撃退することに成功する。シキが言うには、これは死神ゲームと呼ばれ、ミッションをこなしつつ七日間生き残らなければ消滅するのだという。失った記憶を取り戻し生き残るために、ネクはゲームクリアを目指すが……。
七日間のゲームを生き残らなければ消滅、ゲーム参加者はエントリー料として大事なものを失っており、ネクは最初のパートーナーであったシキを大事に思うがあまり、二回目のゲームのエントリー料として彼女を失う……というところからが本番ですね!
そういう絶望から這い上がるようにして勝ち抜いて、仲間に心を開いていく展開、王道で大好き。それがまた世界を救うんだよな!